朝まで曇りがちだったためか放射冷却も弱く、先週よりも暖かです。
(といっても8度とかそのくらいでしょう。)
4大会連続の好天に恵まれ、木島平XCが開催されました。
スタート地点で宿で作っていただいたおにぎりをパクつきます。朝食は時間もなかったのでこれだけでした。ちょいとお腹が空いています。
心配していた天気は、今日は問題なさそうです。気温もそれほど低くなく、むしろ日中暑くなることも考える必要がありそうです。ウェアの微調整がポイントです。
ていさんはギリギリまで薄着で対応しています。私は脚が心配でしたから、今日は暖かめの装備にしました。それでも脱いで走れるよう、枚数を調節します。
上/クールアンダー、長袖アンダー、DASTY長袖ジャージ
下/ロングタイツ、レーサーパンツ、ソックス、ソックスカバー
ディスクブレーキ搭載でMTB大会参加が待ち遠しかったていさん。クラス優勝を狙います。
スタート。
先頭はガシガシと、中団以降はゆるゆるとスタートします。スタートからちょっと高いところまでは舗装路を行きます。私はコールドスタートなのでちんたら走るよう努めます。みなさんどんどん追い抜いていきますが、各自マイペースが一番です。路面はわりと凸凹しており、Wトラックの道路といえどもオフロード感があります。
走り始めると若干お腹が空いてきました。第一エイドは10km地点。そこまではお腹をなるべくすかせないよう、ゆっくりめに走ります。
やがてちょっと下ると10km地点の第一エイド。ここできちんと腹ごしらえをします。おにぎりと、おやきと、バナナ、柿を多数。これから先は20kmの延々と続く登りですから、ガス欠というわけには行きません。ついでにボトルにも水を足しました。
タイムを競う方々はこのエイドなど目もくれず、さくさくと進んでいったことでしょう。おいしいのになぁ(笑)。
第一エイドを出るとまたダート。2-4%くらいの登りを経て出たところにはこんな坂。坂っていうか、斜面orz。
まあこれだけ急なら諦めもつくというものでしょうか。
担いで、とことこと歩きます。左右の林を縫うように、くねくねと蛇行した迂回路があります。
ハイキングだと思って急がずあせらず歩けば、10gm程度のバイクを担いで登るのは大したことではありません。
「登った分だけ下れる(ハズ)。」下山部は前向きなのです(^^)。
登りきるあたりでうずくまっている人を発見。どうやら蜂(地蜂らしいです)に刺されたようです。
蜂の対応はとにかく動かないこと。止まっている物でさえ刺してくるような獰猛な蜂は、スズメバチくらいなものです。(そのときは全力で逃げるしかありません。)
ほかは大抵、エサではないと判断すると去っていきます。
登りきったところからは舗装路の登りです。ここから15kmだか20kmだか、平均4%くらいの坂を
延々と登るのです。
毎度思いますが、正確な距離のマップが欲しいです。先が予測できないと気持ちが折れます。
(まあ、メーターもつけずに走っている自分がどうこう言うのもなんですが。)
ここでGPSを背負っているのに電源をONにしていないのに気づきましたが、いちいち止まるのも面倒なので(笑)、第二エイドまでは放置することにしました。
このあたりに来るともうマイペース以外の何ものでもないですね。
前後の人影もまばらで、競う必要もない私にはマイペース以外に選択肢はありません。大雑把に言えば第二エイドまでは登り。新しいダートもあるらしい。担ぎもまだあるみたい。
第二エイドのあるカヤノ平から先にも10kmくらい追加されています。その先はほとんど下り。
だからまず第二エイドまで走りきれば、あとはなんとかなる(だろう)って勘定です。
体調が万全ならばもう少しペースを上げたかもしれませんが、ちょうけい靭帯は突然痛み出したりする困り者。なのでとにかく冷やさず無理せず走りました。
しかし長いんですよね。この坂が。15kmといったら弥彦1本くらいありますからね。
ここがもう少しなんとかならないかなー、とかいつも考えます。
クロスカントリーの大会はレベル設定がなかなか難しいです。長くなればなるほど。
一番簡単なのは周回コースにしてしまうことですが、こういうアドベンチャー系は長い1周がウリです。そうすると誰にでもなんとか走破できるような難易度にしないといけません。そういう条件下では登りをできる限り楽にするのが最善となります。だからこのコース設定は間違ってないんですよ。方法的には。しかしなー。(以下無限ループ)
そのうち左の散策路に入るよう誘導されました。ここからまたダートのようです。
迷路のような潅木の中を右へ左へと走ります。半分くらいは乗れない登りなので押しになります。
日が昇り始め、木漏れ日が心地よいです。高度が上がるにつれ、紅葉も深みを増していきます。カヤノ平はすっかり紅葉しているんではないでしょうか。
登りではトレイルランの方にも抜かれるスピードです。下りセクションでようやく追いつきました。
ダートを抜けるとまた舗装路です。勾配は若干緩くなり、尾根上といった感じでアップダウンが続きます。
そのうちお腹が空いてきてしまい、やや低血糖感。第二エイドまでもつかな?もたないかな?
と考えているうちにも燃料はどんどん減っていきますし、燃料は底をついてからだと回復にとても時間がかかるので、さっさと停車して焼き芋を取り出し、頬張りながら再スタート。
焼き芋は昨日買ったもので、冷えてはいましたがほくほくで甘くおいしかったです。
食べ終わり暫く走ると第二エイドに到着しました。
エイドにはジャイ子さんとχちゃんが応援に駆けつけていました。
「ていさんとは20分差くらい?」「いやいや、30分くらい(笑)」「orz」
まあちんたら走っていればそんなもんです。
それを聞いて急いで走り出す、わけもなく、おにぎりやキノコ汁などをおかわりしつつ、カヤノ平の大ケヤキらを観光しました。
ここはかなり異次元な景色です。こんなケヤキの大木がごろごろそびえているところは
私はほかには知りません。
キャンプ場にもなっているので、いつかはキャンプといきたいところです。
20分ほどくつろいだので、そそくさと出発しました。
カヤノ平から先は新しいループがあります。ダートを走っていくとやがてシングルトラックに入りました。ここは昨日の雨のせいか朝露のためかややぬかるんでおり、ちょっと滑ります。
登りはそれほど急ではないんですが、かといって楽に登れる勾配ではない、ぎりぎりの感じです。慣れた人なら半分くらいは乗っていけますが、滑って乗れない人は押すか、担ぐことになります。体力差以外にもテクニック差が試されるところ。こういうコースはMTBらしくて楽しいです。
うまい人ほど楽に走れるのです。
この登りを終えると、あとはほとんど下り、ということで、乗れる限りはインナーローで走り、
息が多少上がってもどんどん進みました。それでも脚はあまり使わなかったですね。体幹重視です。
登りきり、下りが始まると、落ち葉で埋まったシングルトラックは楽園に変わります。疲れていてもこの楽しさは痛快です。
その後Wトラックに出ました。ここはガレ石が多く締まっている割りには、何故かスピードが乗りませんでした。ちょうどタイヤのブロックがガレ石でブレーキを掛けられているような。
反面、多少急な下りになってもスピードが上がらないのでブレーキ要らず(笑)。
それでもフルサスのほうがこういう路面は楽なのかなー、と考えながら走っていました。
この走りにくい路面を抜けるとまたカヤノ平に出ました。
なんか、小一時間格闘してきた割には、第二エイドから500mほどしか進んでいません。
これはちょっと凹みますね。(コース自体は10kmほど進んでいるので、それでいいんですが。)
ここからはもうほとんど下りです。
尾根と谷渡りの舗装路はアップダウンがあるものの、下り基調です。
下りの振動で疲れたので体を休めながら走ります。
下りも足を踏ん張るので、長時間ともなるとももが疲れたりします。そういうのがジャブとなって
だんだん脚が疲れるので、積極的に休めました。
暫くすると(公称)40km地点になりました。(45kmだったかな?)
ここからはダートの下りになります。その前にバナナを補給します。
下りの速い人についていきたかったのですが、どんどん置いていかれ、見えなくなりました。
昨年ここの下りでパンクしていることもあり、やや慎重に下りました。
それでもハードテイルはコントロールしやすく、けっこう突っ込めました。
タイヤはフロントは回転重視のミシュランDryでしたが、私程度の突っ込みでは破綻することも無く、十分でした。後ろのミシュランATはブロックも大きく、対パンク性能も期待できました。
凸凹は回避すればなんとかなりますが、この時期心配なのは栗のいがですね。
こればかりは踏むとパンク直行です。なるべくよけて走ります。
長い長い下りを堪能すると第三エイドに到着。古民家が美しいエイドです。
ここでもキノコ汁をごちそうになり、体力は十分、筋力もまだ若干余裕ありということを確認しました。これくらいがちょうどいいと思います。
昨年まではこのあたりに来ると脚が疲れてヒーコラいって、辛い辛いと体を引きずりながら
走っていた思い出があります。しかし今回はとても楽で、好きなように走れる充実感がありました。競うのでなければこれくらいがちょうどいいのだと思います。
ここからは砂利路の長い下りに入ります。普通の砂利路ですが、直線で下ったりするので60km/h近く出ます。GPSの記録には59.3km/hが残っていました。
景色はだんだんとスタート地点のケヤキの森に近づいてきました。ゴールはもうすぐです。
しかし今年はセカンドループというルートが追加されていました。
ゴール付近まで一度近づくものの、追加で10kmほどまたループコースを走るのです。
ここはキッズ用コースでもあり、それを考えればそれほど苦しいコースではないばずてす。
村の中を縦横に走り回るよう設定されたこのループは、一日楽しんだ木島平の村や村人に感謝しながら走りました。
村の中のコースといっても木島平は斜面に村があるので、けっこうなアップダウンがありました。
「ここを子供らも走るんかいな?」疑問がわくほどけっこうハードなコースです。ここを周回するだけでも十分ソイガーカップ的なライドが楽しめるでしょう。
ゴールから遠ざかりつつしばらく走ってきたところで、下りへの誘導がありました。ここで折り返し。あとはゴールに向かって走るのみです。
下り始めると、先にバギーが見えてきました。Y子さんですな。ひと声かけてお互いのラストライドを応援しました。
ここから先にもまだ登りが少しあります。毎度思いますがバギーの方々は本当にガッツがあります。
思いがけずガッツを分けてもらったので、最後のライドはちょっと気合いを入れて走ることにしました。残りの力を存分に発揮するように。
村の中を登ったり下ったり。私設エイドに寄って葡萄を少しもらい、走りながら食べました。
小道を曲がって走っていくと、お寺の正面に出ました。
こういうルート設定はなかなか洒落がきいています。観光しながら走れますからね。
最後の川沿いまで来ました。最後の最後に川を渡ります。
「トップライダーは躊躇すらせずスラスラと下っていった」らしいのですが、
私は現状の体力と脚力、コントロールの正確さを考え、さくっと降りましたorz。(次回はトライしたいと思います。)
それでも渡った後の石畳は意地で走りました。最後の階段を担ぎ上げると、ゴールは目前。
ジャージのジッパーを上げ、しわを伸ばして背筋を伸ばし、ゴール。
所要時間は5時間20分くらい。まだ正午前でした。
空腹感も無く、さわやかなゴール。いつもの原信カフェに到着したような、そんな感じです。
もちろん脚はけっこう疲れていましたが、タイツを履いて冷えないようにしていたのがよかったようで、脚については全くノントラブルで完走できました。これはとても嬉しかったです。
今回の後輪/ミシュランXCR AT 2.0(チューブドをチューブレスにして使用)

(ごちそうを食べて暫くしてみたらパンクしていました。スローパンク→ゴール後ビード落ち?)
今回の前輪/ミシュランXCR Dry UST 2.0
ゴール後にごちそうをいただきました。
こちらでも笹寿司がありました。もはや定番ですね。
着替えて、食べて、食べて、バイクを片付けて、食べて(笑)。
バギーがゴールしてきました。
キッズクラスのレースが始まりました。
キッズクラスのトップがゴールしました。
制限時間は9時間。15時までです。続々と選手がゴールする中、兄はまだみえてきません。最後の1時間を切りました。
川の近くまで見にいってみました。そうするとちょうどそのとき、川を渡って走ってくる兄を発見。
今年はどうやら「最終ライダー」は返上のようです。無事ゴール。
その後、タイムアウトとなった選手を何人か見ました。
完走できずに泣いていました。大丈夫。次はきっと完走できますよ。そのガッツがあれば。
ていさんはクラス優勝。なのに早々に帰宅されました。
優勝者不在では申し訳ないので、代理表彰を受けてきました。
おかげさまでDASTYジャージはなかなか浸透してきており、あちこちで声を掛けていただいております。
どこかで見かけたらよろしくお願いします。m(_ _)m