少なくとも、私にとっては、なかなか見ることができない鳥です。
10年以上前、○○川にいますよ、と教えられ、
車で1時間以上かけて行きました。
居ましたが、高くて、遠い橋の上から、そして、この時期、
雪に足をとられそうになりながら双眼鏡でやっと見えました。
それから、数年に1回の割で出かけましたが、そこでは、それっきりでした。
小松市の近くの木場潟に「飼われて」(保護されて)いるオシドリに
出会いましたが、野生とは少々迫力が違います。
そして、去年(初め)、野鳥の会の石川支部の支部報に、
鴨池の近くの池に100羽単位で居る、というのが載っていました。
去年の年末、12月29日、雨の中を出かけました。
情報を鴨池のレンジャーから得たらいいものを、
「多分、ここに池に通じる車道があるはずよ」
と、あやふやな知識に従い車一台がやっと通れるぬかるみを
走った先は通行止め。
鴨池のレンジャーから
「車道はありません。今年、オシドリは余り来ていません」
とダメ押しされ、今冬のオシドリは諦めました。
が、プレイズ・ザ・ロード!!
(クリスチャンがよく発する言葉で、主をほめよ!!)
北陸の冬はどんより曇りと、雪の日が多いのですが、
気紛れに、晴れ間があります。
その時、ソレッと飛び出します。
近くの犀川(金沢市)へ行きました。
私の散歩コースの一つです。
カワアイサとユリカモメでも見られたら・・・歩くのが目的なのだから・・・
位の気持ちでした。
川沿いを歩いていると、後ろから、
「やっぱり、あなたでした!!」と声。
そこには、野鳥の会で知り合った女性が。
彼女は、犀川の近くに住んでいて、よく、観察していらっしゃいます。
「桜橋の少し上流にオシドリがカルガモに混じっていますよ」
と教えられ、速足で現場へ。
そこには、先客が。
ご夫婦で、しっかり、双眼鏡を川面に向けています。
カルガモの色とは違う鳥が確かにいます。
それから、後は、もう、夢中でシャッターを切りました。
普段なら人間に寄ってこないオシドリが、
時々、餌をもらえることを知っているカルガモにくっついて
私のほうに向かってきます。
そして、私は、初めてオシドリの写真を非常なアップで撮ることができました。
もう、満足以上です。
そこで、出会ったご夫婦と鳥談義。
バードウオッチングを始めて2年目とおっしゃる奥様が
「ほら、あそこに、オオバンがいますよ。川の上流にはコガモが沢山」
と言われても、私には、オオバンもコガモも「普通」の鳥なので、
彼女の感動に合わせつつ、さりげなく、それを伝えるのに苦労しました。
もう、オシドリを求めて、車を走らせる必要はないでしょう。
一時は、真剣に、愛知県の山奥まで行こうかな、と考えたこともあります。
バードウオッチングの楽しみは、歩いていたら、ほら、そこに、です。
でも、今年の、もう一つの目標、「オオハム類」を見るには、
やっぱり、海岸に行かなくては、ですね。
今、ガンバルゾー、と誓いました。
カルガモに混じって泳ぐオシドリ。

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