8月22日(土)
最初のテーマは《何と呼ぶ?》
画面に2つの写真が並んでいる
上は靴を買った時に入れてくれる箱
下は家の玄関にある靴が並んだ棚
これを何と呼ぶ?
「げた箱(ばこ)とはこ」
「靴はこと靴ばこ」
「靴箱(くつばこ)とげた箱」
ろう者と聴者の答えの違いはあまりなく
下駄(げた)なんて1足も入ってなくても、やっぱり(げた箱)なんだ!

次は《これは皿!?》
・ラーメンを食べる時の龍の絵がある器
・どんぶりでもうどんでもいけそうな器
ラーメン鉢(ばち)や中華鉢(ばち)
どんぶり・鉢・どんぶり鉢
「どんぶり鉢?うどんを入れたら何と呼ぶ?」
「うどん鉢(ばち)」
「そばを入れたら?」
「植木鉢の鉢と同じ名前でいいの?」
疑問は次々と出る
Y氏

「家族で器のことを話す時は、そこのを取ってくれ。いや、その上の。そうそうその青いの。という具合に名前なんか言わずに伝えてる」
次は注文の仕方《料理?おかず?》
ろう者は…
「晩ごはん食べにおいで」と言われたら「白いご飯だけなら行かない」
聴者としてありえん!
Y氏

「柳家金五郎の息子が出前料理の仕事をしていた
お願いすると道具一式持って行きそこの家で料理をする
当然何万とする。それが「料理を注文する」という意味
店で1品を頼むのは「おかずを注文する」と言う」と
Uさん

「料理という言葉の前に、中華やフランスなどつくと分かるが、それがないと「料理」は作る動作。
ろう者の場合、子どもに「おかず何注文する?」と聞く」
聴者の場合は
「ご飯何する?」
「何する?」
聴者の方がご飯やおかずという言葉をおおざっぱに使っていた
他にも
パソコンの右上に表示される《×》を何と呼ぶ?

《シーラカンスは古い魚?》
《少ない数字の番号を何という?》
他にもいろいろテーマが出され
そのたびに全員でわいわいがやがや!
でもその度に、違う意見があるのだということに気付いたのでした
もう1つろう者と聴者ではっきり意見が分かれたのが
「粗品ですが

」
「え?粗末な物?

」
ろう者は、粗品は余り物や要らない物のイメージ
聴者は遠慮して粗品と言う
でも安心した
「粗品です」と言って渡しても
ろう者はそれが聴者の文化だと分かってくれていることが分かった
ろう者が、聴者に「粗品よ」と言われ
違和感を感じながら受け取っていることを
聴者は気づいていたかな?と思った
渡す相手が上司の時ほど
聴者はへりくだって「粗品です」と言うが
ろう者は、目上の人に対して「つまらない物です」とは言わない
目下の人には「つまらない物やけど」と言えるんやて
各自の呼び方の違い
さらにろう者と聴者の言葉の受け取り方の違い
感覚の違いまで気づかせてくれた今回の寺子屋
とても充実していた!
今回見逃した方
次回は是非来てくださいね。
シンデレラ

11