それぞれ特殊能力を持つ9人のサイボーグ戦士の活躍や日常を描く長・中・短編の作品群からなる。ただし完結編に当たるシリーズの完成前に作者が死去したため、作者自身による漫画作品は未完に終わっている。石ノ森自身この作品に対する思い入れは相当強く、雑誌掲載作品のほとんどを自分で描いた。
石ノ森作品に多く見られる「力を授けた者(=親・同族)を裏切り、その野望に対し唯一対抗し得る存在として孤独な戦いを続ける」という物語構造を基盤として持つ。1960年代の米ソ東西冷戦が背景になり、ベトナム戦争を舞台にするなど反戦色のあるテーマが色濃く出ているのが特徴。それらと並び、世界各地の神話や古代文明に題材をとったシリーズ、人種問題や異文化同士の軋轢、文明社会の抱える問題について考えさせられるエピソードも多い。主人公達が出会った人々の内面の葛藤や、人間と機械との中間の存在としての悩みなどもテーマとして取り上げられるが、基本的には石ノ森作品に共通する、正義を守るヒーローの姿に哲学的な重みを持たせたシリーズである。9人という人数設定は、野球の“ナイン”から構想を得たもので、制作ノートからは、それぞれ該当のポジションを当てキャラクター像を練っていたことがわかる。

連載誌
1964年7月19日の『週刊少年キング』にて連載開始。その後、『週刊少年マガジン』、『月刊少年ジャンプ』、『COM』、『週刊少年サンデー』、『マンガ少年』、『少年ビッグコミック』、『SFアニメディア』など、複数の出版社、複数の雑誌で連載された。
ストーリー
主人公・島村ジョーは、ある日謎の男たちに捕らえられ、サイボーグに改造された。世界の影で暗躍する死の商人・黒い幽霊団(ブラックゴースト)が、画期的な新商品・サイボーグ兵士の試作品にするため、偶然ジョーを選んだのだ。しかし、彼以前に改造されていた8名のサイボーグや、自分たちを改造したギルモア博士から事情を教えられ、ジョーは彼らと共にブラックゴーストを脱走する。ブラックゴーストを阻止できるのは、彼らと同じ力を持つサイボーグ戦士たちしかいない。人の心を持ちながらヒトでも機械でもない存在となった悲しみを胸に、サイボーグ戦士たちはブラックゴーストの野望を打ち砕くために戦い続ける。
主な登場人物
ゼロゼロナンバーサイボーグ
ブラックゴーストによって改造されたサイボーグのうち、「00」のコードナンバーを割り振られた試作体の総称。作中では、主人公側である001から009までの9名のサイボーグの総称として用いられる場合も多く、当記事においても特記のない限り「001から009までの9名の総称」として扱う。なお001=イワンは「改造人間」ではあるものの、厳密にはサイボーグではない。
有事には全員が特殊戦闘服とマフラーを身につけて行動、素顔は晒したままで、仮面の類は着用しない。服の色については服の配色の項を参照のこと。標準装備の武器としてスーパーガンを携帯する。
001=イワンを除く8名は、改造手術により頭髪や皮膚、筋肉や骨、心肺・消化器官などが全て人工のものに置き換えられている。頭脳だけは生身のままで、補助用の人工脳が備わっている。動力は小型原子炉。人工皮膚と筋肉は非常に強靭な素材で、通常の小銃弾程度は跳ね返せるものの、原作で003=フランソワーズと006=張々湖が包丁で負傷している場面がある。真空や水中での行動にも耐えられる。またメンバー間のみで通じるトランシーバー機能(脳波通信回路)が装備されている。改造された時点で老化は止まっており、20年以上経っても外見年齢は改造時点のままである。
009=島村ジョー(しまむら ジョー)
本作の主人公。18歳。5月16日生まれ。日本人の母と外国人の父との間に生まれたハーフ。古い版の単行本では一部「村松ジョー」「ジョウ」と表記されている。作中ではカタカナ表記だが、一部では「丈」と言う漢字表記も見られる。ゼロゼロナンバーのリーダー的存在。
愁いを帯びた甘いマスクの持ち主。栗色の髪(おそらくは父親の遺伝)で、右目(場面によっては左目)が前髪で隠れているのが特徴。
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先に改造されていた7人の技術を結集した完成体で、汎用性に優れ、基礎能力は他のメンバーより高い。最大の特徴は002=ジェットのものを更に改良した「加速装置」で、奥歯に仕込まれたスイッチで操作する。多段式により加速度は可変で、最大加速マッハ5(平成版アニメ)で行動できる。加速度を使い分けることで敵を翻弄することも可能。加速中は、持ち物や着用している衣服などが燃える、周囲の物体に無暗に触れることができない、周囲の音も聞こえない、連続使用には限界がありメンテナンス時に不具合を起こす可能性があるなど、いくつか留意すべき点もある。
行動速度の相違を利用し、敵地への潜入、生身の軍人や逃亡を図る敵の科学者、強盗犯人など武器を持った一般人の無力化、精神・電磁波攻撃の回避など、様々な局面で活躍する。生身の人間を抱えたままの加速は不可能とされているが、006=張々湖の為に甲殻類を市場から加速状態で運んだこともある。後発のサイボーグにはより高性能な加速装置が搭載されたため、加速度が追い付かず苦戦を強いられることも多い。
また、人類の技術によるものならば、自動車や船、飛行機などどのような乗り物も即時に操れる才能(詳細は不明だが、改造能力の一種であるとされる)を持つ。
孤児院で育つが、ハーフの孤児を理由に差別や偏見を受けたため、グレて罪を犯し少年鑑別所に送致された。しかし集団脱走したところをブラックゴーストに拉致され、本人が気を失っている間に改造された。
001=イワン・ウイスキー
0歳。誕生日不明。ロシア出身。あだ名は「電子頭脳」。脳改造によって成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、エスパー能力を身につけた人間の赤ん坊。メンバーの窮地を救う「切り札」的存在。
目元を覆った短髪の赤ん坊。ほぼ常時おしゃぶりをくわえている。能力を発揮している最中は、頭髪で隠れている目が光る。
テレキネシス、テレパシー、テレポート、サイコメトリー、予知夢、自然治癒力など様々な超能力を持つ。その能力は必ずしも万能ではなく、初期は意志を持つ者に対してテレキネシスやテレポートを使えないと言う制約もあり仲間を助ける際は、気絶するのを待っていた。ほぼ的中する良からぬ予知夢を見た際は、激しい夜泣きとともに、ポルターガイストを引き起こす。他にも、彼らが解決しようと試みている事件に関し、重大なニュースが放映されていると、即座にみんなに知らせ警告を促す場面が見られる。脳の全領域を酷使しているため、その疲労は常人以上らしく、1か月が1日に相当し15日間眠っては15日間起き続けるという特異な生活リズムを持ち、ほとんど成長していない。しかしゼロゼロナンバーが窮地に立たされた際、切望の念に触発されて目を覚まし仲間を救う場面もある。また能力を酷使した後も疲れるためか眠ってしまう。
脳改造の結果、非常に高いIQを得ており、幅広い知識を常々吸収している。
なお、改造されたのは脳だけであり、その他の身体能力は人間の赤ん坊そのままである。他者との意思疎通は基本的に、脳内へのテレパシーで行っている。
生まれてまもなく、科学者である父=ガモ・ウイスキーの実験により脳改造を施された。脳の容量を増やしたわけではなく、人間の日常生活において通常使用されることのない、俗に「ナイトヘッド」と呼ばれる脳の領域を刺激し覚醒させたもの。
普段はギルモア博士と同居し、普通?の赤ん坊として過ごしている。そのため緊急時のメンバー招集は彼が担当することが多い。
理知的で人類愛に溢れる性格だが、常に冷静沈着で正確な判断を下し、ゼロゼロナンバーの参謀役を担う。時に世界のために非情とも言える冷徹さを見せるが、原作では狸寝入りを決め込んだりするなど人間臭い一面も見せている。また自らを改造した行方不明の父に対しては複雑な感情を抱いている。
002=ジェット・リンク
18歳(旧設定22歳)。2月2日生まれ。アメリカ出身のシチリアン。
赤系統の髪の毛で長髪。目の色はグレイで、鳥の嘴のような高く大きな鼻が特徴。
両脚にジェットブースターを内蔵、マッハ5での飛行能力を持つ。このため全身が兵器である004=ハインリヒを中心に他の仲間を抱えて飛行・戦闘する場面も多い。高速飛行のためボディの軽量化が図られており、強度の面を多少犠牲にしている。
また009=ジョー以外で唯一加速装置を持つが、その性能は009=ジョーに及ばない。
最初期に改造されたため、ゼロゼロナンバーの中では「旧式」のサイボーグ。飛行すると目立つこと、空中偵察が主な任務であること、ボディの強度が比較的低いこと、また彼自身が本来喧嘩早く好戦的な気性のため、ゼロゼロナンバーの中で最も負傷率が高い。第2期『地下帝国ヨミ編』終盤でボディが大破したため、第3期『怪物島編』以降は大幅に改良を施された新型ボディを使用している。
不良時代にストリートファイトに明け暮れていたため、彼なりの喧嘩拳法を身に着けており、肉弾戦でも精兵相手に善戦を演じることが多い。
元はニューヨークの下町ブロンクスに住むストリートギャングのリーダーだったが、対立するグループのリーダーをナイフで刺し、逃走していたところをブラックゴーストに拉致され改造された。イタリア系アメリカ人ギャングの設定ゆえに原作序盤において『ウエスト・サイド物語』を連想させる踊りを披露していた。
平成版アニメでは、相手を刺す前にパトカーのサイレンを聞いて逃げたところを拉致された設定になっている。なお、公式サイトに記載されている改造経緯は企画時のもので、実際の作品とはまったく異なる。
普段は北米で四輪レーサーやアメリカンフットボール選手をやっている。またボランティアで不良少年の更生に携わっていたこともある。『イシュタルの竜編』では探偵を名乗っていた。
私服時もソール下面に穴が開いた靴を履いている。
不良時代の攻撃性は陰を潜め、仲間を大事にする明るい伊達男・頼れる兄貴分的存在になっていった。その反面、プライベートでは冷淡で暗い言動が見られる部分もある。
003=フランソワーズ・アルヌール
メインヒロインでサイボーグ戦士の紅一点。19歳(旧設定16歳)。1月24日生まれ。フランス出身。作品時期により「フランソワーズ」「アルヌール」「フランソワ」と呼び名は様々。ただし、「フランソワ」は男性名なので、誤用と思われる。
金髪碧眼の美少女で、(赤い)ヘアバンドが特徴。その美貌から、有名カメラマンにモデルとしてスカウトされるなど、彼女の美しさに関するエピソードも多い。
レーダー・センサー能力を保有し、4キロ四方の索敵ができる聴覚・50kmを有効範囲に収める遠視力(透視能力も付随)を強化されている。これらの能力で索敵や脳波通信により戦闘中のナビゲーションを行い、戦闘をサポートする。偵察のため、他のゼロゼロナンバーと前線に立つことも多い。
001=イワンを除いたゼロゼロナンバー中もっとも改造箇所が少なく、生殖能力も有している。パワーも他のゼロゼロナンバーよりは劣っているが、それでも生身の人間と比べると怪力と呼べるレベルであり、大柄な人間程度の重さの物体なら片手で楽々と振り回すことができる。また、護身術も身につけておりネオブラックゴーストの工作員と渡り合う場面もある。
元はプリマバレリーナを目指す普通の少女だったが、偶然ブラックゴースト団に目をつけられて誘拐された後、改造された。他のゼロゼロナンバーは様々な事情を抱えていたが、彼女だけは誘拐される際「年頃の少女が不意にいなくなることは良くあること」と言われている。
普段はバレリーナとして舞台に立ったり、ギルモア博士の下で001=イワンの世話をしている。
心優しく争いを嫌う性格ゆえに、平和を乱す者と戦わねばならないことに苦しむ。また、超視聴覚能力により彼女にとって見聞きしたくないような出来事までも感知せざるを得ないこと、事件を通じて数々の悲劇を目の当たりにしながらも一部の敵も含めて全ての人々を救うことのできない現状に強い悲しみや憤りを感じており、それが彼女の心に影を落とす要因ともなっている。子供好きで、事件を通じて知り合った少年少女の面倒を見ることも多い。
名前の由来はフランスの女優・フランソワーズ・アルヌール。
004=アルベルト・ハインリヒ
30歳(旧設定28歳)。9月19日生まれ。ドイツ出身。あだ名は「死神」。全身武器の戦闘用サイボーグで、チームの"主砲"とも呼べる存在。原作では何故か彼のみ「ハインリヒ」と姓で呼ばれる。
髪の毛の色がいわゆる銀色で初期でショートカットか坊ちゃん狩り、後期ではボブ、カラマツと頻繁に髪型が変わっている。瞳は描かれず、目の色はごく薄い水色。
右手の五指(劇場版第1作では両手)はマシンガン(6ミリ)、左手の指はダーツ型手裏剣、左手側面はレーザーナイフ、眼球は狙撃能力を強化した照準眼、大腿部にマイクロミサイルを装備(アニメ第1作では両の二の腕にも)、果ては体内にヒロシマ型原爆まで組み込まれている。戦闘時は最前線で戦うことを主とするが、001=イワンの「睡眠」時には彼に代わりチームの参謀役としても活躍する。
冷戦時代に旧東ドイツから恋人ヒルダを連れ出す為にベルリンの壁を越えようとするが失敗。銃撃によりヒルダを失い、自らも重傷を負って昏倒した所をブラックゴーストに連れ去られて改造された。
重傷で生身の体のほとんどが使い物にならなくなっていたと言う理由で、身体機能の大部分が機械化。生身の部分は生命維持のための最低限度のものしか残っていない。このときサイボーグ製造チームは、人体のどこまでを機械化することが可能なのかという、改造技術の限界に挑んだとされる。さらに、設計コンセプト上、単体で一個中隊に匹敵しうるだけの戦力として位置づけられていた。
普段はドイツで長距離トラックの運転手をしている(『超銀河伝説』ではスキーヤー)。金属部が剥き出しのマシンガンアームを人目から隠すため、服装は基本的に長袖で、常に手袋を着用(後にカモフラージュ用の人工皮膚を付与され、半袖のシャツ姿で旅行をするシーンも見られる)。
虚無的でニヒルで皮肉屋、時にタカ派的な言動をとりがちだが、本質的には非常に優しい性格で、一度信頼した相手には助力を惜しまない部分もある。メンバーの中で最も改造箇所が多いため、肉体に対する思いも殊の外深く、己の体を含めコンピュータ制御など機械仕掛けのものを忌み嫌う傾向がある。その一方で、自身の機械の体に対し愛着があるとも告白、「肉体は精神の入れ物に過ぎない」との発言もあり自分がサイボーグであることに関しアンビバレンスな感情を抱いていることも自覚している。リーダーである009=ジョーの精神面の甘さを危惧しての助言や進言をする場面も多く、それゆえの憎まれ役を買って出ることもしばしばである。しかし同じくペシミストの007=グレートとは馬が合うのか、皮肉な言葉のやり取りをしシニカルな談笑をすることも。インテリであるという性格付けをされており、美術評論家と付き合いがある(『アフロディーテ編』)ことや、かつて高名な作曲家からピアノの指導を受けていた過去(『雪割草交響曲』)もある。
005=ジェロニモ・ジュニア
27歳(旧設定31歳)。12月25日生まれ。アメリカ・インディアン。あだ名は「アイアンマン」。「ジュニア」が姓なのか、他にファミリーネームが存在しているのかは不明。
褐色の肌、非常に大柄で、髪型はいわゆるモヒカン、顔には入れ墨と思われる赤い線がある。また、普段はスカーフや長袖を着こんでいるため人目に曝されることはないが、全身におびただしい数の経緯不明の傷跡が残っている。
砲弾にも耐える強固な装甲皮膚と、超高出力エンジンと最新式の人工心臓による100万馬力(後に1000万馬力に改造)の怪力を持つ。サイボーグの発揮しうる馬力を極限まで高めることが目的とされている。そのため、岩石を投げつけたり、戦車の大砲部分をへし曲げたり、ミサイル弾を拳で打ち落とすなど、素手を最大の武器とした戦闘が目立つ。他のゼロゼロナンバーに比べると効率的な戦闘スタイルとは言いがたいが、仲間を庇い被弾したり、落下物を食いとどめたり、障害物を除去するなどの、防御や破壊工作にはうってつけの存在。スーパーガンも装備しているが、滅多に使用しない。
またサイボーグとしての能力とは別に、元々シャーマンのように自然の声を感じ取ることが出来、動物や精霊と会話を交わしたりすることができる。
インディアンとして差別迫害を受けて定職にもつけず、また仲間達が民族のプライドを捨てて見世物じみた仕事についていることに怒り失望していた時に、ブラックゴーストに「仕事がある」とサイボーグ手術されることを隠されスカウトされ改造手術を受けた。
無口で心穏やかな平和主義者だが、口にする言葉は大抵は重く、哲学的である。また、大地の精霊らと語らうため、大自然の中で精神の統一を試みることを好む。自然に逆らうことなく共生するという、部族の伝統的な価値観や世界観を何より大事にしており、サバイバル術にも長けている。言葉に出すことは滅多にないが、仲間に対する心遣いは篤く深い、頼れる存在である。しかしその一方で、朴訥ながら芯の強い彼の性格が利用されてしまう話も稀に見られる。
006=張々湖(ちゃん ちゃんこ)
42歳(旧設定30代後半)。2月29日生まれ。中国(広東省)出身。あだ名は「もぐら」。どんなときでもマイペースなムードメーカー、ギャグメーカー。
背が低く丸々した体型。小さな目と丸い大きな鼻、端が丸まった八の字髭が特徴。
体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高熱火炎(もしくは熱線)を口から放射する能力を持つ。地面をも溶かせ、地中行動も可能。この能力に応じて、肉体も耐熱性に優れている。度々緊急時の回避に役立っており、退路を作る以外にも抜け穴を再び溶接し隠蔽するなどの機転も見せている。ちなみに、なぜか鼻の部分は取り外しが可能で、他の仲間に鼻を握られたり押されたりして無理やり火炎を噴射させられる描写もある。火炎放射の能力を、料理や喫煙など日常生活においてもフル活用している。
いざというときは、体型に似合わない機敏な動きや中国拳法の技を見せ敵を翻弄する、トリックスターでもある。
サイボーグとしての能力なのか元来備わっているものなのかは不明だが嗅覚も鋭く、料理に盛られた毒を感知して仲間を救ったこともある。
特技はいわゆる中華料理全般。ゼロゼロナンバーは普通の人間と同じ食事を摂取するため、作戦行動中もあらゆる手段でゼロゼロナンバーの食事面に気を配っている。日常時にも差し入れや、外出時に弁当を持参する場面が多い。
元は貧乏な農民で、干ばつの為に作物が育たず、生活苦にあえいで首吊り自殺をしようとした所をブラックゴーストに見つかり、楽な暮らしが出来ると騙されて改造された。
普段は日本で中華料理店「中華飯店 張々湖」のオーナーシェフを務める。当初は1人で経営していたが、その時の店舗は第2期『地下帝国ヨミ編』序盤で従業員に権利ごと譲渡し、後に007=グレートとの共同経営による新たな店舗を経営している。行動時には「資金提供する」と言う台詞も多く、店の経営は順調な様子でゼロゼロナンバーの活動資金源になっていると思われる。
のんびりした食いしん坊で、着地に失敗しすっ転げたり、尻餅をつく場面が多くズッコケキャラの印象が強い。煙管をふかす場面もしばしば見られる。
その大らかさから「張大人(ちゃん・たいじん)」と呼ばれることもあり、どんな時にもマイペースぶりと独特な口調は変わらない。原作や昭和版アニメでは関西弁的な言葉遣いで語尾に「?アルヨ」「ヨロシ」などをつける、協和語の変形とも思える当時の中国人描写にありがちな口調だったが、平成版アニメでは同じく関西弁を思わせるものの妙な訛りのある独特な口調に変更されている。また、従来の差別的ともとられがちな口調を改める際に張々湖役の声優茶風林は中国語を学び、独自のイントネーションを掴むのに役立てたという。
陽気な性格のせいか、はたまた人生経験の深さからか、もはやこれまでという所で拉致された為なのか、他のゼロゼロナンバーに比べサイボーグ化された悲劇を嘆く場面は少ない。原作では、事件への感想などで漢詩や故事を引用している場面がたびたび登場する。
007=グレート・ブリテン
45歳(旧設定40代後半)。4月1日生まれ。その名のとおりイギリス出身(リバプール)。あだ名は「カメレオン」。禿げ頭で矢印鼻のひょうきんな男。
でべそに仕込まれたスイッチを押すことで、自身の細胞の分子配列を変化させることが出来る。この機能により、他人はもちろん、消費財以外のあらゆるものに変身可能。部分的な変身もでき、また変身したモノの能力も再現できる。特に、鳥に変身して空から偵察・尾行する場面が多い。家より巨大な巨人や小石などにも変身できるが、質量の変化については不明。細胞の分子配列変化を応用し透明人間の如く周囲の景色に完全に溶け込むこともできる。当初は戦闘服が能力に対応していなかったため、変身時には戦闘服を脱ぐ必要があった。後に戦闘服が能力に対応し、ベルトのバックル部を押すことで戦闘服を着たまま変身できるようになる。
作戦行動時には、これらの変身能力と演技力で相手を翻弄する。特に諜報活動を得意とし、アジトへの侵入から調略まで自在にこなす。原作でのネオ・ブラックゴースト総統との戦いでは、変身能力に加えて鏡を利用したトリックで総統を葬り去るという大殊勲を打ち立てた。
汎用性に優れ、あらゆる状況下において万能な活躍を見せるが、両手の自由を奪われるなど、でべそのスイッチを押せない状況に追いやられると、苦戦を強いられることになる。
元は超一流の舞台俳優だったが、酒で身を持ち崩して役者としても駄目になり、浮浪者同然になっていた所をブラックゴーストに目をつけられて拉致され、改造された。
普段はイギリスで舞台に立ち「芸」として変身能力を披露したり、日本で006=張々湖が経営する「中華飯店 張々湖」の共同オーナーとして働いたり(006=張々湖からは使用人扱いされている)している。
一般人相手にサイボーグ能力を人助けの手段、あるいは舞台での早変わり芸として披露することが最も多く、そのときは「変装」と偽っている。
ゼロゼロナンバーのムードメーカーで、006=張々湖と共に場を和ませるギャグメーカー。緊迫した状況下で連発される彼の変身能力を交えたボケは仲間に受け流されることも少なくない。最も感情を豊かに表すが、本来の性格はペシミストで、シェイクスピア劇のような台詞回しを好んで使い、厭世的な句を吟じ事件に対し痛切な批判をする一方で、好んで道化を演じている節もある。普段、賑やかにおどけていることが多いだけに、時折見せるシリアスな一面はより一層強い印象を残す。作中、自分のお腹がたるんでいるのを気にするシーンがいくつか見られる。
006=張々湖とは良いコンビで互いを「人生の友」と認める仲。
自分の能力を使えば誰にでも変身する事が出来る為、原作ではその能力を使い美男子に変身し、女性を口説いた事が一度だけあるが、良心の呵責に苛まれたまま、真実を話せずにその女性は病で亡くなってしまう。それ以降、能力を自分の私利私欲の為には使わないと決めている。
「007」が「諜報活動」に優れた「イギリス人」と言う設定はジェームズ・ボンドのオマージュ。
008=ピュンマ
22歳(旧設定21歳)。8月20日生まれ。アフリカ出身(旧設定ではケニア出身)。あだ名は「人魚(マーメイド)」または「半魚人」。姓の有無は明らかになっていない。
深海活動用に改造されたため、両足の裏に噴射口が備えてあり、激流を噴射して水の中で素早く活動できる推進能力や人工のえら、深海の水圧をはじめとする高重圧環境に耐える皮膚と内臓を持つなど、水中活動だけなら他の全員を凌駕する。また体内の酸素ボンベも高性能で、宇宙などの真空中でも他のゼロゼロナンバーよりはるかに長時間活動可能。
地上での戦闘能力は基礎能力しかないため、005=ジェロニモと共に、ギルモア博士やゲストキャラの護衛に回ることも多い。作中では戦闘艇に居残り、戦闘艇の武装で他のゼロゼロナンバーを援護する場面もたびたび見られる。
大卒の学歴を持つため教養も高く、大陸の貧困や偏見・迷信を解消しようと努め、アフリカの自然を守ろうと考えている真面目な青年。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
石森章太郎の最高作「サイボーグ009」の最終話はどれか
http://hello.ap.teacup.com/koinu/847.html

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