小麦粉や砂糖、プラスチック容器など原材料価格の高騰が、中小の駄菓子メーカーを直撃。駄菓子店の店頭から、懐かしい菓子がひっそりと姿を消し始めた。10円、20円といった低価格を守るのは限界。値上げラッシュに、ささやかな子どもたちの期待は風前のともしびだ。
細いストローに赤・黄・緑の寒天が入った「寒天菓子」(10円)を、約40年製造してきた野田製菓(名古屋市)は4月で廃業した。包装材の価格高騰で採算が合わなくなった。代表の野田実さん(74)は「お客には続けてほしいと言われるが仕方がない」と寂しそうだ。
小さいドーナツが4個入った「ヤングドーナツ」の製造元、宮田製菓(岐阜県各務原市)は6月に参考価格を31円から42円に値上げした。1989年の発売以来守ってきた価格だが同社は「輸入小麦の大幅値上げが決定的だった」。
2008/07/05 10:54 【共同通信】

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