「退屈な保育」を考える時、退屈と思う側の立場を理解する必要がある。
退屈とは何か。
それは“繰り返し”のせいなのか?
繰り返しのせいではないだろう。
世界の不朽の保育といわれる様な、いい保育は、おおかた繰り返しの原則に基づいて構築されている。
退屈なのは、保育展開が容易に予測できるからだ。
退屈な保育を修復する為には、子どもたちの予測を裏切る必要がある。だから、興味深い保育の多くはミスディレクションに満ちているといっていい。
ミスディレクションとは、ある方向に進むと思ったら、別の方向へ転換することである。
こういう保育は簡単そうに見えるが、実はかなり難しい。
保育者はまず子どもたちは何を期待するかを知ったうえで、あえて違う方向に導きなおかつ子どもたちを魅了しなければならないからだ。

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