一般に自宅を開放するということは、
考えてみたら無鉄砲のようでもあります。
考えてもみてください。
あなたが住んでる、その家に、知らない人が見学に来るんです。
ケガ人が出たらどうしよう?
子供が走り回らないかしら?
大事なものは隠しておかないと。
何か持ってかれても仕方ないわね。
雰囲気をぶち壊す人がいないかしら。
前日になると色んな心配がよぎりました。
だけど、そういう人はいませんでした。
今度のことで妙な自信のようなものも得たのです。
当日はお祭りですからフラリ入ってくる
(つまり興味はないけど時間つぶし、のような)人も
いるのではないかと思っていましたが、
そういう人はまったくいませんでした。
もちろん何か盗られたということも
壊されたということも
ケガをする人もいませんでした。
お子さんたちもお行儀よくしてくれました。
祖父母が守ってくれたに違いありませんが、
こちらの姿勢のようなものが
きちんと伝わったのではないかと、
それで自信を得たと思うのです。
那覇で働いた居酒屋でもそうでした。
お客が悪いときもあるのです。
そういうとき、私たちはそのお客を相手にしませんでした。
そうしたら、お客がエライに決まっている、
ちょっとエバれば店員がペコペコすると思い込んでいるような人は
たちまち居心地が悪くなって、まもなく来なくなりました。
このことは、生きていく全般につながることではないかと
確信したのです。
妙な人は来なかった、ということです。
あ、一人だけ、ボロ家だなぁと言って、
けなしていくおじいさんがいましたが、これはセンスの問題。
世間勉強のウチですね。

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