2007/2/15  12:43

不屈の詩人ユン・ドンジュ  資料・文献


生体実験で獄死
不屈の詩人ユン・ドンジュ


クリックすると元のサイズで表示します昨年10月わが同盟として初めて針ケ谷団長ら41名の訪問団が韓国のソウルで治安維持法の犠牲者・詩人ユン・ドンジュの詩碑に黙祷を捧げた。ユンは一九四三年同志社に在学中、特高に逮捕され(都留も同じく逮捕された)、日本敗戦が間近い一九四五年二月福岡刑務所内で生体実験により獄死した。生体実験については、NHKが同じ獄中で重病であった山中一郎(故大分県同盟会長)から取材しながらその録画を削って、政府と同じく「死因不明」と放映した。ユンは日本の植民地だった豆満江の北でキリスト教信者の家庭に生まれ、ソウルの延禧専門(現・延世大)卒、東京の立教大に聴講、次いで同志社に転入。当時、軍国主義一色の日本でも立教とか明治学院、同志社などキリスト教系大学では朝鮮からの学生が心ある教授には守られていた。ユンも平沼東柱と改姓させられ、詩は密かに朝鮮語で書きつづけていた。それが特高に「独立ノ野望……民族意識ノ誘発ニ専念」(判決)とされ懲役刑となり、獄死した。ユンは民族独立運動に参加したのではなかったが、独立を希求する清純な良心を不屈に貫き、生体実験で殺されたのであった。今ユンの詩集は、韓国で最も親しまれている詩集の一つである。
(都留忠久・同盟本部顧問)

「不屈」 中央版 392号(2007年2月15日号)


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2007/2/18  2:38

投稿者:i

不屈の詩人ユン・ドンジュ


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