2018/7/23

夏  


唐突の感が免れない話のはじまりですが、
普段は元気だけが取り柄で生きているようにも見えた私だったが
思わぬ弱点が隠されていました。
 その私に39度の体温が4日間昼夜の別なく、容赦なく襲い解熱剤と首ったけの日々。
妄想を枕にベッドの上で耐えるだけの時間を過ごす。
5日目にして総合病院の総合受診科を訪ねて、窮状を訴えた。
ほぼあらゆる検査をして、最後に造影剤CTをしてもらう。
 長椅子に掛けて待つこと1時間15分三度先生に呼ばれて診察室に入る。
担当の医師が「分かりました。」と確証を得たようだった。
医師の机に置かれたモニターには先ほどの造影剤CT検査の画像が映しだされて
肝臓の画像で静止した。そうだ胆汁は肝臓で造られていたのだ。
 そこで医師は「胆管炎です」と言われた。
これぞまさに晴天の霹靂。平静を装うと必死でした。
九年前にしていた手術で健常な人とは胆汁の出口の仕組みが違っていた。
ふつう胆汁の出口は逆流しない仕組みがあるのだが、
私にはそれが手術でなかった。
なのでその胆汁の出口から侵入した細菌が肝臓を荒らし回ったのだった。
肝臓の画像にはあちこち細菌の悪さをしている箇所が多数あった。
 高熱に至った原因を突き止めてもらった医師に最敬礼して帰ってきた。
この後は抗菌薬を服用して対処。手術して9年もの間何も起こらなかったことの方が幸せ。
これで何か本気で最後の身じまいに向けての準備を急いでしなくてはと考えたり、
悲観に偏する事が大好きな性分は、人生の最終章は意外と近いところに来ているのかもしれないと思わせて、これはこれでさっぱりするかもしれないと。また「老醜」のページの始まりかもしれない。
すべてが諦めの境地にまで発展した。どこか晩年の親父たちの姿とも重なってきて。
 突然の体の異変には必ず原因が隠れているので総合病院を訪ねるのがお勧めです。
蛇足になりますが、炎暑の夏の今日このごろ、皆々様、自ら「命を守る」生活を。



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