平成筑豊鉄道田川線は明治28年開業の豊州鉄道に端を発します。
線路は単線でしたが、将来の石炭輸送の増加を見越して橋梁、トンネル等の土木構造物は複線化を考慮した造りになっていました。結局今にいたるまで単線のままですが、その遺構を見ることができます。
赤〜内田間は築堤が続き、その下をくぐる道や水路がいくつも煉瓦造りのアーチ橋になっています。なかでも内田3連橋と呼ばれるものは、3連のアーチが見事です。
(2008.03 赤〜内田)
北側の側面は石張りで仕上げてありますが、南側は線増に備えて下駄ッ歯と呼ばれる煉瓦積みになっています。交互に積んできた煉瓦の端面がそのままで、下駄の歯のような段になっています。複線にするときはさらにそのまま積み続ければいいというわけです。
