2007年2月2日(金)、朝日新聞朝刊の記事(生活欄)を
参考にして書かせて頂きます。
日本水道協会によると、「硬軟の区別には公的な基準がない」
とのことです。
「硬さ」のもとは主にカルシウムやマグネシウムです。
日本では、1リットル中の炭酸カルシウムの量に換算して
硬度を表示しています。
一般には、100ミリグラムが硬軟の境とされます。
世界保健機関のガイドラインでは、
0〜60が「軟水」、
60〜120が「中程度の軟水」、
120〜180が「硬水」、
180以上が「非常な硬水」となっています。
日本水道協会のデータベースを参考にすると、
日常で使う給水栓の硬度が1未満の「超軟水」なのは、
長野県伊那市で、306という「超硬水」なのは、
鹿児島県知名町です。
ぜひ、この両方の場所で紅茶を入れて飲んでみたいです。
また、日本国内の原水の約7割が60以下なので、
日本は、「軟水の国」だそうです。
しかし、そもそも雨や雪は、ほぼ硬度ゼロなのです。
それでは、どこで水に違いが生じるのか?
秘密は地面にあります。
雨水が地面にしみて地中の硬度成分が水に溶け込むのです。
そして滞留時間が長いか、または地層がカルシウム豊富な
石灰質だと硬度は上がるのです。
一般に、北海道や日本海側は硬度が低く、
沖縄や関東は高いのだそうです。
ちなみに、硬度が高いとせっけんがあわ立たないそうです。
料理と硬度の関係は、女子栄養大学の小川久恵教授(調理学)に
よると、お茶や昆布だし、お米には軟水、野菜の煮崩れ防止や
肉のあく出しには硬水が適しているとのことです。
紅茶の場合は、
硬水〜水色(すいしょく)は黒っぽくなります。味はマイルド。
軟水〜きれいな水色、渋味が出やすい。
という特徴があります。
紅茶の文化を創りあげたイギリス・ロンドンは硬水です。
紅茶教室の基本のコースでは、水道水と硬水(コントレックス)で
入れた紅茶の違いをご覧頂いております。
参考までに、コントレックスは、硬度が1551ミリグラムです。

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