臨床評価 Vol.36, No.2,Dec.2008
に斉尾武郎さんが書かれた論文が掲載されています。
Beers Criteria日本版に疑問を持つ旨のものです。
Beers Criteria日本版への疑義:未熟なコンセンサスガイドライン
さらにweb上で、斉尾武郎さんの書かれたものが掲載されています。
“高齢者に不適切な薬のリスト”は不適切である!―“ビアーズ基準の日本版”をめぐって 第24話
論調は、臨床評価のものとほぼ同じです。
(私がスキャンした元論文にリンクされていてびっくり!!)
確かに、Beers Criteria日本版のことが新聞記事に掲載されて、相当な注目を浴びたのはちょっと前のことです。
多分、記事が掲載された時の一過性のことであって、あれを忠実に守って処方をしている医師や、それを元に疑義照会をしている薬剤師はいるのだろうかという疑問・・・
調べてみるとありました。
20-P1-042 日本版Beers Criteriaを根拠とした不適切な薬剤使用への介入
渡辺智康, 山崎恵, 高取孝一, 安藤哲信
吉備高原ルミエール病院薬剤科
日本医療薬学会年会講演要旨集, : 289, 2008.
Beers Criteria日本版については、いろいろ議論がありそうです。
この議論が、高齢者への適正な薬物療法を考える契機になればいいかと考えます。
【関係ページ】
2008/4/29「高齢者不適切リストの意味するもの」
2008/4/1「高齢者の避けた方が良い薬のリスト」
そもそも、なんで臨床評価の論文をみつけたかというと、ドラッグ・ラグについて書かれたものが気になったからでした。
こちらも気になるところです。
編集後記−drug lagについて