認知症の治験薬、フルリザンが米国の第3相試験に失敗したとのことです。
この6月30日に発表がありました。
ちなみに日本国内ではまだ治験は行われていませんでした(と思います)。
Myriad Genetics Reports Results of U.S. Phase 3 Trial of Flurizan(TM) in Alzheimer's Disease
http://www.myriad.com/news/release/1170283
Wall Street Journal
Health Blog : Flurizan's Failure Leaves Key Alzheimer's Theory Unresolved
http://blogs.wsj.com/health/2008/06/30/flurizans-failure-leaves-key-alzheimers-theory-unresolved/?mod=googlenews_wsj
"Flurizan"はたぶんカタカナで書けば「フルリザン」だと思いますが、フロリザンとも言われております。
正体は、R-フルルビプロフェンであり、フルルビプロフェン(日本国内ではフロベンという消炎鎮痛剤)の鏡像体のうちR体だけを抽出したもののようです。
リウマチ患者さんは痛み止めを日常的に使っており、アルツハイマー型認知症の発症率が少なく、痛み止めに認知症予防の効果があるのではないかと言われております。
フルリザンは、そのようなところから見つかったのではないかと想像します。
トラミプロセートに続き、フルリザンも消えていきましたので、この先認知症の治療薬はどうなるのでしょうか・・・
another side of ”d-inf” - トラミプロセートその後