厚労省・認知症対策 ア型根本治療薬、10年内に
厚生労働省は6月30日の「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」の第4回会合で、論点取りまとめのためのたたき台を示した。10年以内にアルツハイマー病の根本的治療薬を実用化することを目標に、研究を進める方針を盛り込んだ。同日の議論を踏まえ、省内で最終方針を取りまとめ、来年度予算概算要求に反映させる。
たたき台では、現在アルツハイマー病に使用されているアセチルコリンエステラーゼ阻害剤について、「認知症の進行を遅らせる効果はあるが、進行を止めることはできない」と課題を指摘。アルツハイマー病の原因と考えられるアミロイドβの蓄積を減らす治療薬の開発の必要性を訴えた。
日刊薬業ヘッドラインニュース【ニュース配信日 2008.7.1】
現在、日本国内で承認されている唯一のアルツハイマー型認知症の治療薬アリセプトを初めとして、その他国内で治験が進められている薬は、そのほとんどがアセチルコリンエステラーゼ阻害剤です。
アセチルコリンエステラーゼ阻害剤は、病気の進行を遅らせる効果はありますが、止めることはできません。
だから現在治験が行われている薬が承認されたとしても、根本治療にはならない・・・
アルツハイマーの進行を止めるとされていたトラミプロセートは米国での治験が止まってしまっています。
2006/12/29
another side of ”d-inf” - アルツハイマー病の進行を止める薬〜トラミプロセート
2008/6/20
another side of ”d-inf” - トラミプロセートその後
アミロイドβがアルツハイマー型認知症の原因の一つかと言われていますが、それだけではありません。
2008/2/27
another side of ”d-inf” - アルツハイマーの原因はアミロイドベータだけにあらず
個人的には、アルツハイマー型認知症の新しい治験が始まらないかと思っています。