2008/3/20
ブラームスはお好き?と訊かれて
イエスと答えない人も少なくないようです。
勿論クラシック愛好家の人たちの中に。
理由を尋ねると、
「重苦しい」、「暗い」、「新鮮さがない」、「楽しさがない」等々・・・
有名な「交響曲第一番」をはじめとするオーケストラ作品から来る印象、というのは小さくないかも知れません。
じっさいにはいうまでもなくオーケストラ作品に限らず、室内楽や独奏曲においても数えきれない名作を残しています。
晩年のピアノ作品、
「3つの間奏曲 (Op117)」、「6つの小品 (Op118)」、
そして「4つの間奏曲 (Op119)」
を聴かれるでしょうか。
静かで穏やかな楽想の中に詩的なイメージを表現していて、中にはフランス近代の作品を思わせるような新鮮な曲さえあります。
あるいはこれらのピアノ小品集がブラームスへの印象を変えるきっかけになるかも知れません。
グールドの盤が有名でしたが、私は長年チッコリーニ盤を愛聴していました。
この盤が現在手に入らないことはたいへん残念ですが、最近素晴らしい演奏に出会うことが出来ました。
Brilliant Classicから出ているホーコン・アウストゥボの盤です。
ブラームス嫌いの人を少なくしてくれそうな(?)、
これはたいへん新鮮な演奏です。
[DATA]
Brahms Piano Pieces
Hakon Austbo(pf)
Brilliant Classic BRL99941
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