2006/7/1
モーツァルトに始まり、モーツァルトに帰る。
これはクラシック音楽ファンがしばしば辿る道ではないでしょうか。
私がクラシック音楽なるものを初めて(自分から)聴いたのも、やはりモーツァルトでした。
「フルートとハープのための協奏曲」、という有名な曲です。
その日、午睡(暢気なものです)から目覚めた私の耳に入ってきたのが、
FM放送から流れる「フルートとハープのための協奏曲(第二楽章)」でした。
ハープが煌いて、フルートが伸びやかに歌っている。
明るく、穏やかで、そしてどこか憂いも感じるメロディ。
開け放った窓からは青空が見えていて、
そして大きな欅の木が悠々と風に踊っていました。
ただそれだけで、お話するようなことは何もないのですが、
その日聴こえてきたモーツァルトは、一生涯忘れられないものでした。
その後、随分いろいろな音楽を聴きました。
古典派を聴き、ロマン派を聴き、
バロックも聴き、
そしてフランス近代、シェーンベルクと新ウィーン楽派、
新ポーランド楽派のトーンクラスター・・・
どれも素晴らしく立派な音楽でしたが、
けれど、モーツァルトに帰りました。
こんなに純度の高い音楽は、結局どこにも有りませんでした。
今日はどれにしようか、
弦楽三重奏曲K593か、ピアノソナタK333か、、、
と、毎日、楽しみながらモーツァルトを聴いています。
[DATA]
モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」
fl) ランパル、arpa) ラスキーヌ
パイヤール室内合奏団
ワーナーミュージック:WPCS-21050
※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。