今年も新学期が始まり、金曜日(11日)にasktakaが教えている大学に行って、先般完成した新校舎のAV機器の説明会に行ってきました。asktakaは月曜日から週1回300名収容する教室と、定員22名のゼミ室(大学院の授業用)を使うことになりますが、自分のPCを持参してチェックしたわけです。
前年度まで定員450名の大教室を使って、2コマの学部の講義を行っていましたが、履修生は約600名ですから何とかなりました。だが、大学の方針で新校舎は最大300名の教室しかないのです。2コマあってもどうしても履修者は偏って、400名と200名とかになりますが、そうなったらどうなることやら。もっとも全員出席ということはないので、何とかなるかな。
それにしても300名が定員の教室は、以前の教室に比べると随分狭く感じ、圧迫感があります。なだらかな傾斜の階段教室になっていますが、asktakaは講義中にフロアを歩き回るので、少し勝手が違って歩きにくいような気がします。しかし、AV機器用の設備はさすがに充実しています。前方には大きなスクリーンが左右に2面あり(これまでは前方に1面のみ)、後方には少し小さいプラズマディスプレイが6面設置されています。これまで後方には2面しかなかったので、後ろに座る学生には見やすくなりますね。
教員証も従来の磁気テープ式から新しく非接触型のICカードになって、教室での操作パネルの解錠などはすべて教員証を軽くタッチするだけです。これまでは、教員室からマイクと鍵を持って行って終了後返却したのですが、今後はこの手間が省けます。教える側にとっても学ぶ側にとっても、新校舎になって便利になることは確かです。
ところで少子化でこれから大学のマーケットは縮小するわけですが、各大学は建物・設備(ハード)を新設したり、立て直す動きが活発です。また、定員割れしている大学が増加する一方で、新たな大学や学科、大学院の増設が盛んです。
K大学も150周年記念事業として新たに大学院を設置したり、三田、日吉、信濃町など各キャンパスに新校舎等のハードを作る計画です。パンフを見ると、こんなにハードを作るの?っていう感じですよ。
もちろん新たな試みに水を差すつもりはありませんし、大学側が未来を担う人材像を考えてマーケットに提案することは大歓迎です。しかし、どうもソフトが伴わないで、ハード先行になっているような気がします。そりゃ、自宅を考えても、古くなったボロ屋敷よりも新築の家の方が使い勝手がいいのは確かだと思います。
でも大学に関しては中身が大事です。asktakaの教えている大学やK大学のみならず、各大学に共通して言えることは、マーケットが縮小する中で将来を模索しているという点です。そうした試みが、ハードにとどまらず、真に差別化できるソフトの創出に注力してほしいと思うのです。たとえば、大分にできた立命館アジア太平洋大学などは面白い試みだと思いますけどね。
と、新学期に向けて雑感を書こうと思ったのですが、少し話が横道にそれたような・・・。