毎年財団法人社会経済生産性本部では新入社員のタイプを発表しています。08(H20)年度は「カーリング型」だそうです。少し長くなりますが、同本部の配布資料から引用してみます。
「新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう」
結構手のかかる新人のようですが、さて皆さんの部署に配属される新入社員はいかがでしょうか?「カーリング型」であれば、うまくコントロールすれば何とかなるような・・・。
ところで、昨年の新入社員は「ディトレーダー型」でした。久しぶりの大量採用で就職難の時代とは異なり、細かな損得勘定で銘柄(会社)を物色し、安定株主とはなりにくく、早期退職が予想されるようです。昨年の新入社員の歩留まりはいかがですか。
まぁ、このようなステレオタイプ化したネーミングは一種のお遊びとして気楽に考えましょう。asktakaが教えている大学の学生たちも、昨年度の4年生、つまり今年の新入社員が当然のことながらすべて「カーリング型」とは言い切れません。また、あまり直接的な接触はないのですが、コンサルティングのクライアントの新入社員の噂を聞くと、なかなかどうして「ブラシ」でこすってあげなくてもちゃんとやっていますね。
ただ、手元に昭和48(1973)年度からの新入社員タイプ一覧がありますが、世相を反映したネーミングになっていることは確かですね。ちなみに、73年は「パンダ型」で、「おとなしく可愛いが人になつかず世話が大変」、74年は「ムーミン型」で、「人畜無害でおとなしいが、大人か子供か得体が知れず」だそうです。うーん、いつの時代でも世話が大変で、子供っぽいことには変わりはないか。