2013/1/22

犬との生活  コーギー

ちょっと仕事に関係する件で人にすすめられ読んだこちらの本、犬好きには劇薬です。

「犬と人のいる文学誌」小山慶太著

読み進むうちに未読の小説を読んでしまわずにはいられない衝動に。
ついついアマゾンの「お気に入り」に山ができてしまうはめになります。
なかでも谷口ジローの漫画「犬を飼う」にはやられそうです。読む前からもう目がうるうるしてしまいます。
絶対電車のなかでは読めません。


ここに登場する老犬が、トロ姉さんが、というか彼女の実家で愛されていた「プー」という雑種犬に重なってくるからです。

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プーはM大学生田校舎にある古い長屋のような部室棟の床下で生まれました。
生粋の野良犬です。


小さい頃から飼っていたワンコを病気で亡くしたばかりだったトロ姉さん、生まれたばかりで兄弟でじゃれあうワンコ達をみて、気持ちが和んだのでしょうか、このまま野良犬として厳しい暮らしを送るより、一匹でも我が家で引き取ってあげられないのか、と考えていたようです。
しかし家の承諾を得ているわけではなく、気後れしていたところを背中を押してくれたのが後輩のK君でした。

人には捕まらないぞ、と逃げ惑うワンコ達のなかからちょっと油断していたワンコを抱えて連れてきてくれました。

もうその姿、目をみたらたまりません。ダンボールにいれて自宅まで連れ帰り、結局そのまま飼うことになりました。

まだ野良らしいきかなさを残したまま、部屋中をかけまわりながらも次第に家族に打ち解けていったプーはそこそこ大きくなったところで、当時の家犬の流儀どおり外で飼われることになりました。

家にはいりたいプーは最初こそキャンキャン泣いていたようですが、状況に慣れ落ち着き始めたと思いきや、やはり犬のサガとして庭中を掘り始めます。
プーが亡くなるまで、庭にペンペン草もはえないくらいの荒涼とした風景が広がることになりました。

トロ姉さんとまだ結婚前だったのでプーのお散歩はまるでデートのようでした。
プーを引き連れながら1時間から長いときで2時間。プーも間にはいって風景や街の移ろいを楽しむ健康的なデートではなかったでしょうか。
お散歩の最後はまだ開発前で荒地状態だった駅前(上の写真はその場所。今の新百合ヶ丘駅前)でプーを離し、自由に遊ばせることと、いい加減疲れたころに駅前の噴水にプー自ら飛び込み、水浴を楽しむこと。
ずぶ濡れのプーは大きな体を震わせて水しぶきをあげる様子は、周囲から笑いを誘うとともに、お日さまの光を浴びてなんだかキラキラと光って見えたものです。

その後トロ姉さんと結婚することになり、彼女は家を出ることになりました。プーとの暮らしは5年程で終わりを迎えてしまいます。
大好きだったトロ姉さんが家を出たことはプーにとっては大変ショックでした。
プーは毎日うつ状態になってしまいました。
たまに実家にかえっても犬小屋から出てこようとはしませんでした。少し気が休まったとしても、やはり帰宅するころには庭の片隅でうずくまり、上目づかいにこちらを見ている始末。
犬の気持ちってとっても繊細なんですよね。

でもそうした生活がしばらく続くと現実を受け入れて、今度は御母さんがプーの親分です。
我々がいっても「あら、来てたのね?」くらいの反応になっていきました。
ちょっと残念な気もしましたが、プーにとってその状況に順応できたのだから幸せなことです。

雑種犬のよさは純血種にはないたくましさです。
プーも17歳と長生きできたのもそうした芯の強さというのがあったように思います。
しかし外犬の宿命というのか、いろんなストレスにさらされやすい状態はプーに病気を引き起こす要因でもありました。

軽いフィラリアにかかってしまったり、ダニに体中くわれたり。
晩年は腰がたたなくなり最後の1年は寝たきり状態です。

今のように病院の診療環境はけして満足できる状況ではなく、薬やフードも十分ではなく、まして家犬として室内で飼うのが当たり前という時代ではありません。もし今プーを飼うことができたなら、もっといろんなやり方、看病の仕方があったかもしれないですね。

でもその最期の1年は御母さんが毎日毎晩、食べ物から床ずれの防止、下の世話まで精一杯してあげられたことが功を奏した結果、生きることができたのだと思います。
最後は御母さんの腕の中で静かに息を引き取りました。




今、国内で飼われている犬のうち約7割は9歳まででその天命を全うします。13歳以上まで生きるのはほんの1割程度なんです。
プーは晩年の1年、とっても辛い生活だったと思います。長生きではあったけどやっぱり病気や不自由なからだでは飼い主としては複雑なきもちになります。

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ピースはもうすぐ11歳。統計的には残り少ない高齢犬の枠にはいってきつつあります。
最近足裏を傷つけて、散歩のとき固くてごつごつしたところを歩きたがらないと思っていたら、どうもまた腰の具合も悪くなってきたよう。
腰をまげながら歩くのもソロソロ。部屋に帰ってきたらそこそこ元気なんですけどね。。
しばし様子を見ながら適当な時期に病院にいかなくてはだめかな。

ピースの目標は30歳まで生きること。そしてギネスブックに長寿犬として登録されること。
これからがチャレンジです!

腰を温めるためカイロぺったんこつけてます。
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2013/1/14

へび年とは関係ありませんが  コーギー

ハンドルネームは干支とは関係ないけど、へび年の今年、大学時代の先輩にも今年ついに還暦を迎える人がでてきて、自分もその分歳を重ねていることをひしひしと感じる今日このごろ。
年末に痛めた足はようやく回復しつつあり、松葉杖もいらなくなりそう。
無理は利かない分、運動不足も考え物ですね。

体重は正月休み中はほとんど変わらなかったけど、足の不便さからほとんどでかけることもなく、部屋で本を読んだり、音楽聴いたり、整理したり。
しかし今年は昨年に続き電化製品に問題が発生しつつあり、頭がいたい。
PCはまったくもって動きが滞り、サポート切れのXPなうえ、CPUも鈍行状態、HDもほぼ満杯。10年でこんなに使えなくなるなんてやっぱりPCは消え行くマシーンなんだな。
しかたないので手ごろなノートを探しつつ、同じく毎日フリーズしているスマホもアイポンかアンドロイドで機種変更を余儀なくされつつあり。

なんと!第2世代のiPod miniも落っことしてしまって、もうこうなったらスマホに全部統一するしかないな、という状況で物色中。
アイポンも捨てがたいけど、やっぱり進化しているアンドロイドかな?
Appleも今年は山かもしれないね。
PCもきっとこれが最後で、次はタブレットタイプになるんだろうな。

しかしあいかわらずエアコンも不調続くし、今年も散財は続くのか?

今年3月で11歳を迎えるピースは最近は足裏に傷ができて、ごつごつしたアスファルトの上を歩きたがらない。部屋のように滑らかなところや、土の上などはいんだけど。
元気ではあるけど、11歳といえば人間では高齢者の入り口。
無理はできないかもしれないね。でもいつまでも元気でいてほしいのですよ、飼い主としては。


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