2010/3/31

朋遠方より来る  音楽

高校の倫理社会や古典で必ず習う孔子の論語。
僕は論語をテーマに選んでいくつかの書籍を完読し、レポートを書いたことがあります。
一応、その努力を評価してもらい学期末の評価は最高点をいただきました。

そんな僕ですが、論語とはすっかり縁のない人間となりはてておりますが。面目なし。。

有名な一節「子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎」は同じ志を共にする仲間との思いを表したものとして、冒頭に記述されております。
それは学問という範囲にこだわることなく、自分の心の有様を見つめるうえである意味、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」にも通ずるものがあるのかもしれませんね。

論語は高校時代に暗記するくらい覚えました(今は忘れています。すっかり)が、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は小学生のとき、新しく赴任してきた先生に丸暗記させられました。

赴任して早々、いきなり黒板にこの詩をかきはじめ「さあ、皆さんこの詩を暗記してください」というのです。もういきなりな難題で5年生のクラスは大変な騒ぎに。
「えらいきびしい先生がきてしまった」といった感想が多かった。

それから、毎朝会のたびに児童ひとりひとりが暗唱するのが日課となりました。
もちろんすぐに覚えられる人、覚えられない人、それぞれですが、最終的には全員暗唱できるまでになったと思います。

でもそうした厳しい指導や、授業についてこれない児童への自宅での補講などを通して、徐々にクラス全体の学力もついてきました。
それまでテストというテストが0点から30点あたりを行き来していた子も、いつのまにか50点、60点と平均的なところまであがってきたのです。

森山先生、というその先生は数ヶ月後、札幌に転校することになった僕に「田舎の小学生だからといって、ばかにされることはない。自分らしく、自信をもっていきなさい」と声をかけてくれました。
小学校から高校まで一番、短いおつきあいだった先生ですが、今も一番思い出にのこる先生です。
今はどこでどうしているのかなあ。

友達といえば、もうすぐです。キャロル・キングとジェームス・テイラーの共演。
残念ながら公演は観に行けませんが。
バックバンドもダニー・コーチマー(G)、ラス・カンケル(D)、リーランド・スカラー(B)と超豪華。
DVDの発売がアナウンスされているので、それで我慢かぁ。

きっと40代から60代あたりの観客が涙するであろうこの曲がハイライトでしょうね。。間違いなく。

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2010/3/22

花見の弁当  コーギー

東京周辺も早々と桜の開花宣言がだされましたね。

昨日は横浜も暖かく、近所の公園の桜も咲き始めたところでした。

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春らしいさわやかな空の下で食べるお弁当もおつなものであります。
藤が丘の「青いパパイヤ」では公園でのランチや、オードブルにもちょうどよいあんばいのお弁当を作りました。

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ポークおにぎりに人気の紅芋コロッケやミニサラダ、サーターアンダギーなどが付いて600円。

早速、公園で食べはじめたものの、一緒に散歩しているピースも「おいしそう」と足元にべったり。
ワンコ用は残念ながら作っておらんのじゃ。
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2010/3/20

Jimiの代表作がお安くなっていた  音楽

札幌の実家より荷物が。
なかにはこんなお菓子がはいっておりました。

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電話にて「届いたかい? あれテレビでおいしいとか紹介されて、えらい人気なんだわ。」

「どこいっても売り切れでさ。でもたまたま見つけて買ってみたんだわ。食べたかい?」

いや、届いてすぐに食べるほど飢えてはおらん。。。


「したっけ食べてみたらさ、ただのカレーせんべいみたいなんだ。」

それをいっちゃおしまい(笑)


ま、北海道限定なんだそうですので、どこぞの●●牧場とは違い現地でしか買えませんので、話の種にいかがかと?


ところでアマゾンでえらい安かったので1枚購入したのがジミ・ヘンドリックスの名盤「エレクトリック・レディランド」。

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当時問題のジャケットはブックレットのなかに復活しております。

これが海外で問題となった当時、日本では「ハレンチ学園」がスタートしとります。
だからなんだ、といわれればそれまでですが、とにかく東京都の健全青少年育成条例なんぞクソくらえ、ってことでございます。

さて、本CDはペイパースリーブで制作裏話のDVD(リージョンフリー・日本語版は国内版しかなし)がついて、1000円強とお手ごろ価格。
これはぜひ1枚、と思いゲットしましたが。


たしかに貴重な資料も写真で。。。
ホテルのレターヘッドにアルバムのイメージを書き綴った手紙ですね。



しかし、読めない。



英語が、ではなく字が小さい。。。。。

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50代を迎えた私にはやはりLP時代が相応しいのかもしれません。
リマスターされてどう音が変わったのかまではよくわかりませんが、とにかく40年を経てもなお、輝き続けるジミの音楽。
すばらしい!!
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2010/3/17

イノセントボイス  映画

なにげなくテレビをつけて、拾い物だなってこと、たまにあります。

週末にソファに座って一息ついたとき、BSでメキシコ映画をやっていました。
イノセントボイス」、という映画。
思わず見入ってしまいましたよ。見ておいてよかった。

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まもなく12歳になり、徴兵される運命の少年チャバの日常を通して、内戦で荒れるエルサルバドルの姿、子供たちが戦場に送られるという悲惨な現実を描いています。

実際にアメリカに亡命した主人公の実体験だそうで、戦争状態のなかで子供らしく遊び、恋をし、家族の愛に育まれながら、同じ民族、家族が銃弾で引き裂かれていく悲劇と隣合わせの生活を送らなくてはならない現実。
そしてチャバが怒りをこめて銃口を握るときのシーンには涙を抑えられず。。。

こうしたことがバブルに浮かれていた日本と同時進行で中米で起こっていたことや、当時のレーガン政権がエルサルバドル軍を支援していた、という事実を果たしてどのくらいの日本人が知っていたでしょう。

ちょうどこの映画の舞台となった80年代に発表されたのが、以前にも紹介したことのあるRuben BladesのBuscando Americaです。(名盤!)

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このアルバムはこうした中南米がおかれた現状をベースにした歌に溢れています。
実際に迫害にあって殺害された牧師のこと、彼を慕っていた少年はもしかしたらこの映画の主人公のことかもしれません。
聴いたことのない方はぜひぜひ御一聴を↓



こちらのサイトに訳が↓
http://d.hatena.ne.jp/Genichi_Yamaguchi/20091030/1256933483

今もなお中南米やアフリカなど非植民地だった地域には貧困や内戦など、人々を苦しめ続けている現実は続いていますね。
この映画にでてくる少年たちのように、今も世界中で兵士として徴収される子供たちが数多くいるということ。
知っておかねばいけませんし、なにか行動を起こすことも大事。

このレコードと並行して当時読んでいたのが、ラスカサスの「インディアス破壊を弾劾する簡略なる陳述」という単行本。今は新書版になって入手可能です。



実に重苦しい本です。
読むに耐えないことが沢山書かれています。目を覆いたくなります。
食前には読まないほうがいいです。

こちらのブログが参考になるかもしれません。
http://library666.seesaa.net/article/108242002.html

でもこうした勇気ある告発が、あの植民地時代のなかで、旧宗国側の一牧師からあったということも知っていて損はないでしょう。
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2010/3/13

ヘルニアやっと緩和?ピース  コーギー

ヘルニアらしき症状がでて、すでに3週間を経過。

なかなか回復の兆しがみえず、診ていただいているショップのオーナーに電話で症状等を伝え、相談したところ、「胃酸が強くて、吐き戻しがおきているようだし、栄養剤が中和されてしまい効果が薄いのではないか。太田胃散のような薬を少しのませてみるといい」とのアドバイス。

早速、食事前に飲ませるようにして、処方を続けているとこの数日、だいぶ落ち着いてきました。
効果があったのでしょうか?

まだ完治とはいかないので、散歩や運動は恐る恐ると言う感じですが、いい兆しだとしたらうれしい。

以前のようにサッカー、フリスビーのような激しい運動は控えなくてはいけないかもしれない。
でも、元気さえ取り戻してくれて、毎日笑顔のピースが見られることだけで十分なので。

あいつはそうした遊びが大好きだから、どうやってストレスを発散させるのかこれからの課題です。

5年前のサッカー


4年前のフリスビー




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2010/3/9

マニアのツボ  音楽

マニアとは「特定の分野・物事を好み,関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。」「鉄道―」「切手―」
最近は「おたく」といわれちょっとまわりから奇異の目でみられることもあります。
「趣味人」ときくとなんだか高尚な感じ、というか「ゆとり」みたいなものをにおわせますが、「おたく」というといつもデイバックをかかえてアキバあたりをぶらつく感じがします

趣味も高じるとその世界で十分生きていけるような知識やノウハウをもち、趣味で生活できるやうなヒトも生まれますが、概ね自分の生活費を削ってでも、趣味のために時間や労力を厭わない、という暮らしを送ることになります。
なので、家人からはこまった顔をされるヒトも多いとこでしょう。

私は、というとたぶんマニアではないと自負しております。

なぜなら。。。


使う金がないから


がっくし。。。。


年収何億とかもっていたら、きっと自宅の一室を趣味の部屋に変えて、日がな一日音楽と接するような時間を作っているのかもしれませんが、これはそうなってみないとわからないので、もしかしたら毎日農業に明け暮れるとか、町中を掃除しまくっているとか、意外な側面をかもしだすかもしれません。

しかし、なぜマニアはこうも浪費(本人は浪費とおもわないけど)したがるのでせう?

たぶん、自分しか知らないことを知ることができる、得ることができるという精神的・物資的欲求の解消と、達成感というのでしょうか?
「あなた、ちょっとおかしいよ」っていわれるくらいなのがいいそうです。


音楽でいうといわゆる「レアもの」という奴ばかり狙うヒトがいます。
これは完全にマニアでしょう。

「このディスクは初回プレス分でジャケットに間違いがある」

とか

「これはモノラルでしか聞けない別テイクで収録されている」

とか、

うちの所蔵するレコードにはおよそ縁のない世界ですが、たとえばビートルズのアビイロードは東芝音工の初回プレス盤で、A面の2曲目と3曲目のクレジットが逆で、最後の「Her Majesty」のクレジットがない、赤盤だけど帯なしなので価値が下がる、っていうようなもんです。
そんなことをこまごま「レココレ」とか読んで研究に余念がないのです。

ま、同じ曲なのにほとんど素人には解読しがたいことにやたら熱心になって神保町や新宿などのショップを終日平気で歩きまわったり、ネットで検索しまくり、オークションの締めのタイミングを日々チェックしていたりするわけです。



そんなマニア向けと思われるCD(厳密にはDVD)が発売されます。

昔、70年代に「4チャンネル」という規格が流行ったことがあります。
「2ちゃんねる」より2つもトラックが多いレコードで、文字通り音が4方向から聞こえるというもの。

実はうちにもそのステレオがありました。

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しかし・。。。レコードが高くて1枚も4チャンネル仕様のLPを持っていませんでした。
なので、全然意味なし。。。

そうしているうちに4チャンネルは市場を得ることなく静かに退散していきました。

ところがどうもこれがマニア心をくすぐるらしいです。
なんでも同じアルバムなんだけど、4チャンネル仕様だけ別テイクが使われているのがあるそうです。

たとえばジェフ・ベックの「ギター殺人者の凱旋」

これのソロパートがどうも違う、らしい。。
らしい。。。ので聞いたことありません。
どんなソロをとっていたのでしょう?

そんなマニア心を満たしてくれるような企画を、やっぱりオタッキーな人たちが経営しているアメリカ、ライノから発売。

シカゴのデビューアルバムが4チャンネル仕様で登場だ!!


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たぶん買わないと思うけど。
でも聞いてみたい。。。
DVDで4チャンネル仕様。
ライノのサイトでフロントとリアを別々にサンプルで聞けます。
あまりに分離が良すぎるので、バンドの音分析などには好適かも、ってマニア的?

http://www.rhino.com/handmade/HandmadePage/handmade-page
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2010/3/4

山之口獏という詩人  音楽

放送を見終わって「違和感」や「本質を曲げている」と批判があったNHKエデュケーショナルの番組「知る楽、こだわり人物伝 時代を歌ったフォーク歌手」という高田渡さんのドキュメントですが、再放送の最終回がなんとお蔵入りしてしまい「幻の最終回」になったそうです。
関係者からのクレームがあったとかないとか。

きちんと放送して、期待していた視聴者に応えたうえで、検証する時間なりを設けてホームページで発表する、という手もなかったのかなぁ?
ちょっと残念な気がします。
放送しなかった、ということは局側の非を暗にみとめ、封印してしまったということなら、なんだか半端な結末ですね。

たしかにあんまりな取り上げ方というか、4回の番組を無理やり起承転結つくるために相当な「意図」をもってシナリオ作り、編集をしてしまったような感じはしましたが。

高田渡さんの歌のなかで「生活の柄」という代表曲がありますが、生涯最期となる白糠でのライブもこの曲で締められたというライブ映像が組み込まれた最終回のエピソード、ファンにとってその痛々しい姿は見るに忍びないものであったことは間違いありません。
しかしその貴重な映像を見たかったという視聴者も多かったでしょう。
でもそれが番組にとって必要な映像だったのか、どうかというのも問われているのかもしれません。
あのライブの数時間後には病院に担ぎ込まれ、そのまま回復することなく亡くなってしまったわけですし。



「生活の柄」の歌詞は沖縄の詩人で、清貧を絵に描いたような生活を送っていた山之口獏。
渡さんは過去に多くの詩人の作品を取り上げているなかでも、獏さんは相当なお気に入りだったそうです。
ご本人がプロデュースした作品集もありました。僕も所蔵しています。
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沖縄で録音し、沖縄のミュージシャンやコザ在住の内田勘太郎氏など錚々たるメンバーで録音されている名盤です。

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高田さんも愛読していたという詩集↑も持っています。
ときどき棚から出して僕も気分転換しています。


山之口獏という詩人を知ることができたのも高田さんのおかげです。
そんな出会がなかったら一生知ることもなく過ごしていたかも。
書店でも売上の悪い部類であろう詩集ですが、ぜひ手にとって読んでほしい作品集です。
なんだかちょっとおかしくって、せつなくなって、時々戦争のことを思い出して考えさせられて。。

こうした出会いを沢山作ってくれるのが、やっぱりミュージシャンズ・ミュージシャンなのではないかな、ともおもいます。

ビートルズだってストーンズだって、彼らのルーツミュージックへの真摯な姿勢があるからこそ、彼らの音楽の輝きも増し、そしてファンたちがそうした古い音楽や知らない音楽に対して、どんどん積極的に聞くようになって。
なんというか、いい循環が生まれるというのか。
もちろんそうした知識をきちんと伝えてくれる音楽評論家やDJも大事ですよ。

一般視聴者が高田渡、という日本を代表するミュージシャンを知るきっかけになり、さらにアメリカンルーツミュージックや、日本の古い歌、詩を知るきっかけになればこの番組だってそれなりの役割を果たしてくれたのかと思うと、再放送中止はやっぱり寂しい気がしました。

(追記:その後mixiのコミュにNHKに問い合わせをした方の書き込みがありました。NHKに対して遺族の方から4回目の放送中止をお願いされたとか。亡くなる直前の痛々しい姿を見るに忍びなく、とても辛い、できれば放送はしないでほしい、という依頼に対して遺族に全面的に協力していただいていた制作側もその意図をくまざるを得ないと判断したそうです。)

さて高田さんとは違い、知る人ぞ知る、知らない人は全然知らないシュールな世界を奏でる現役僧侶によるご利益ライブが藤が丘の「青いパパイヤ」で決定しました。

3月10日(水) 午後7時30分〜、午後9時〜
出演:ボサツノバ
チャージ無料(投げ銭大歓迎)

ボサツノバさんは昨年より北海道・秩父別(ちっぷべつ)町のお寺に赴任中で、今回は久々の里帰りライブだそうです。
ボサノバのリズムにお経やロック、歌謡曲から童謡までまさにチャンプルな音楽です

チャージ無料・投げ銭ライブ!

「ヤギさん郵便」


いらっしゃ〜い。
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