2005/6/29

バンザイクリフ  

86年の11月、新婚旅行先がサイパンだった。

そのときお決まりとしてサイパンの戦跡を巡るツアーに参加したのだ。
でも想像していた以上に、その生々しさが胸をしめつけた。

なかでも最後に訪れたバンザイクリフ。

どこまでも遠く、深く、青い海は本当に美しかった。
しかしそこで起きた悲劇を思うとき、そんな悲劇がなければどんなにこの地が平和で、まるで地上の楽園のような場所にちがいなかったのに。

僕らはどうしても笑顔でスナップを撮る気にはなれず、ただそこそこの風景を切り取っただけで、帰ってきた。

28日に天皇・皇后両陛下があの地を慰霊に訪れたそうだ。

これで終わりではないのだろう。
どうしたらこの悲劇を繰り返さないようにできるのか。
なぜそうした悲劇が起こったのか。

歴史をしっかり伝えていくことが大事なのだから。

BGM:Edwin Starr "War"


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2005/6/23

平和の琉歌 ネーネーズ  音楽

日米あわせて20万人あまりの人たちの命が失われ

その約半数は一般市民

日本の兵士の大半は急遽兵役年齢を拡大されてにわかじたてで兵隊となった元市民であり

そのなかのひとりが私の祖父であった沖縄戦

本土はその後、原爆と焼夷弾で焼き尽くされるまで

日本のリーダー達が遅きに失した決断が下るまで、アジア諸国にさらに尊い命を奪い続けたあの戦争

相手国が勝利したからといって、彼らが犯した罪を弁済できるものではないが

それ以上に最悪なのは、進むべき道を誤り、軌道修正をしないばかりか、国民を欺き続けたリーダー達

その責任は誰が負うのか

日米のご都合でその責任をあいまいにしたままで、アジアの国々が納得するわけはない

沖縄の地におちた涙、血はいったい誰のために流されたのか

これからむかえる原爆の日、終戦記念日は恒久な平和への誓いの日ではないのか

ナショナリズムが闊歩する今だからこそ、今日この日を見つめなおす

6月23日 沖縄慰霊の日
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2005/6/20

Musical Batonを受けて  音楽


カモミロさんから送っていただいたバトン。
私はこんな感じです。

1.コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
ほんの1G程度でしょう。ほとんどCDかLPで聞くので、パソコンをそれほど消費てません。
いたってアナログ的音楽生活といえ、iPODとかどこの世界、ちゅう感じです。

2.今聞いている曲
書き込んでいる間は無音状態ですが、最近よく聞いているというとBeach BoysのSurf's Upあたりでしょうか。
SmileのDVDも出てBrian元気いっぱいです。
しかし、ネタ古いす。

3.最後に買ったCD
最近は頻度も鮮度も落ち気味(涙)ですが、ブログにもかいたThe Pendangleのファーストです。
あらためてトラッド系の深さに酔いしれています。

4.よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
5曲選択そのものが厳しい質問ですが、よく聞く、というよりなにかのきっかけになった曲というと。。。

(1)フォーク・クルセイダーズ 「帰ってきたヨッパライ」
 初めて親にたのんで買ってもらったシングルです。厳密にいうとそれ以前に朝日ソノラマのエイトマンとか忍者部隊月光とかあったようですが、記憶があいまいなので、少なくともこれが最初のポップス。
この曲が強烈すぎてフォークルのイメージを大人になるまでずっと湾曲してとらえてしまいました。

(2)ヴェンチャーズ 「ダイヤモンド・ヘッド」
 親からは「不良の音楽」の一派としてたしなめられていましたが、朝方枕元のラジオのスイッチをいれたとき、この曲が聞こえてきた衝撃は今でも忘れられません。「エレキってこれか!」という雷がおちてきました。まさに「エレキ!」だったのです。
それから「ギターを弾きたい」、という漫然たる希望をもって小学校を卒業するのです。

(3)ビートルズ 「レット・イット・ビー」
 なんで長髪が不良なんだかよくわかりませんが、東芝のステレオのCMでガツンと衝撃を受けました。
来日のときの騒ぎは田舎だったのでよく覚えてませんが、この曲があの映画の映像とともにテレビから流れてきたときは震えました。ビートルズがあんなにむさくるしい格好をした4人だとは思ってもいなかったし、「レルピー、レルピー」ってなんのことかさっぱりでしたが、とにかく「かっこえー」と。

(4)ディープ・パープル 「ハイウェイ・スター」
バンドを始めたとき、この曲をやることが当時の僕らにとってのエベレスト登頂みたいなもんでした。
高校のステージでこれをやったときのテープがまだ手元にあります。後ろから「ちゃんと演奏できんのかよー」と野次もとんで、ついでにスリッパや生卵も飛んできました。ちゃんと演奏したんですよ、しかもツイン・リードで。
その後、この曲を人前で演奏したのは大学生のころ、鹿島のホテルのビアガーデンでトランジットで滞在していたロシア人一向の前でした。次の日我々は「ビアガーデンにふさわしくない」ということでクビになりました。
そのときのキーボードは実は●●君というインドネシア系のピアニスト。きっと”私の恥ずかしい過去”かもしれません。

(5)エルビン・ジョーンズ 「アンティグア」
ドラマーのなかのドラマー、ジャズを超越したドラミング。ドラマーの神様です。実は学生のころ一度だけ共演するチャンスがありました。

そのとき演奏したのがこの曲。
とにかく音がでかい!4ビートなんだけど、もうシンバルとスネアとバスドラ、タムが渾然とからみつくようなまさにポリリズム。自分はただただエルビンのビートに追いつくのがやっと。
演奏後、なにを思ったかそのとき演奏していたギター(Ibanez GB-10)のトップにサインしてもらいました。
"Love & Peace, Elvin Jones 16-12-82"
そう、この日はエルビンの誕生日を祝うパーティだったんです。

どれも思いっきりベタです。ストレートな入り方ではあると自分では思います。
こうした曲からどんどん深く入っていくきっかけにもなったり、なにかしらエポックな時だったりするわけでして。


5.バトンを渡す5名
ごめんなさい。小学生のころの不幸の手紙のトラウマから抜けきれず、いまいち他の方に積極的になれなくて今回はご遠慮させていただきたいと思います。
みなさんそれぞれ楽しく拝見させていただいて申し訳ないのですが。
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2005/6/18

バッドフィンガーとラズベリーズ  

どっちも一見好対照なバンドのようでいて、パワーポップを代表する英米のバンドでもある。

片やピートはじめメンバーの悲劇的結末により終焉をむかえるバッドフィンガー。
片や才能とアイデアを武器にエンタメ界で確固たる地位を確立したエリック率いるラズベリーズ。どちらもバンド寿命は長くは無かったけど。

ラズベリーズは厳密にいうとオリジナルメンバーというのがどこからどこまでをさすのか。ま、地元クリーブランドを基盤に活動していたバンドが集散してできあがり、結局エリックの歌唱力と曲作りが発揮されてヒットを連発したラズベリーズ。
もともとクラシック教育を受けていたエリックは、ラフマニノフを手本とし、フーやビートルズ、バーズなどのおいしいところをうまくパクリっていることを本人達も認めている。

一方ビートルズの影をひきずりながら、音楽とビジネスとの狭間で苦悩し、自ら命を絶ったピート・ハム。
切ない歌詞から彼の叫びを感じ取れるのは今だからこそなんだろうか。

どっちもそのスタンダードともいえる名曲を残しているし、甲乙をつけるつもりもない。
ちょうど中学生のころヒットチャートをにぎわしていた彼らは、僕の10代前半のアイドルでもあったわけだし。

でいろいろ検索してたらバッドフィンガーとラズベリーズが共演!のニュースを発見!

ううう。どうしたもんか。クリックすると元のサイズで表示します
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2005/6/13

ピンクフロイド再結成。だけど  音楽

ロックの歴史が年輪を重ねるほど、いろんなこともある。

あんなに不仲だった連中がまた集まるなんてのも、そうした歴史のなかでは不思議なことではないのかも。

なんとまあ、ピンクフロイド再結成
もちシド・バレットはいない。シド脱退(クビ?)後のピンクフロイドのことだ。
ライブエイドのパート2ともいえるLive8で一度限りらしい再結成。

ロジャー脱退後のバンドを一度だけ代々木体育館で見ることができた。
スケールの大きいライティング、演出のわりには相変わらずたんたんと演奏する彼らが対照的でオモシロかったな。

で、今度はライブ中継はするんでしょうか?

少なくともこれで放映料もぐっと値が上がるに違いない。日本はどこの局が買い取るんでしょう?

ライブエイドのときと決定的に違うのがビデオレコーダーの環境だね。
当時はまだベータとVHSがしのぎを削っていたころで、まだ普及率も高くはなかったはず。

今はヴィデオはあたりまえ。HDDレコーダーをもっていれば中継録画も高画質、高音質でばっちりだ。
のちのちのDVD化を考えると中継のスペックも気になるところ。
すべてのライブ会場を同時中継はできないから、我々はダイジェスト的な映像を見ることになってしまうのかな。

ただ個人的にはこうしたオールスター的なライブで終始してしまうことには違和感も覚える。
アフリカに関心を持ってもらうことだけで、本当の問題解決にはならないし、債権放棄を認めるような流れはアフリカの最貧国を本当に救うことにもならないと思う。

日本で主に聞かれる音楽っていうといわゆる売れ筋の音楽ばかり。
コアなアフリカファンを除くと、アフリカ音楽なんていって十派一からげにされてしまうのがおち。
イギリスやフランスなどが勝手に線引きした国ごと、民族ごとに違うということをいったいどれだけの人が知っているんだろう。
アフリカはライオンとキリンとジャングルと砂漠が渾然一体となってイメージされているのがせいぜいじゃないのかな。

そうした文化や経済、政治のことをああいったイベントでどこまで視聴者に理解してもらえるんだろう。
出演者にはアフリカのミュージシャンはどれだけ出てくるんだろうか。
ユッスーがでるくらいか。
僕はそっちのほうが気になるんだ。
(追記)
AOLがネット中継やるようだ。
ネットという特性で情報はどこまで伝えることができるのか、インタラクティブ性の本質が問われるコンサートかもしれない
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2005/6/3

Who Are You?  音楽

3大ロックバンド、といえばいまならなんだろー。

日本だけかもしれないけど、3大なんとか、御三家とか3つが好きな国民だね。

その3大ロックバンド、として君臨していたのがビートルズ、ローリングストーンズ、そしてフー。

ビートルズの大ファンだった(今でもファンだけど)僕としては、他の2つについては今一とっつきにくいところがあったので、高校にはいるまでは実態をよくわかっていなかった。

なかでもフー、って誰?っていう感じ。モッズとか、トミーのロックオペラとか、いろんな話題が先行していて、そのバンドを理解するにはどうにも至らなかった。
なかなかフーのファンって田舎だと少なかったのかな。それもあるだろ。

でもって高校にはいってからちょくちょく足を運んだフィルムコンサート。(フィルムだもんね、フィルム)

あの「モンタレー・ポップ・フェスティバル」を初めて見て、もうぶっとんだ。
フーのドラムがぶっとんでた、というのもある。
とにかくそれまで持っていたフーの虚実が一気に明確になった、というのかな。

もう口あんぐりである。
そのあとがなにしろジミヘンだ。もう腰砕けだ。

そして悟った。僕にはできない。
ギターを壊すなんて絶対だめ。
きっとフーは金持ちなんだろう。ロックミュージシャンって儲かるの
かと思いましたよ。
そうしてロックギタリストになるにはまずは金がいるのか、という想いを抱いてしまったのであったわけさ。

そんなフーの新しいDVDが完成するらしい。
「Kids Are Alright」をしのぐ作品なのかな、今から期待値びんびん。

これを機会にぜひぜひ、単独での来日希望!
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