◆妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師認定申請資格 平成20年2月2日
以下の全てを満たす者は認定を申請することができる。
1. 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。
2. 薬剤師としての実務経験を5年以上有し、日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であり、かつ、別に定める学会のいずれかの会員であること。
3. 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定薬剤師、あるいは日病薬が承認した認定薬剤師であること。
4. 申請時において、病院または診療所に勤務し、妊婦・授乳婦の薬剤指導に引き続いて3年以上従事していること(所属長の証明が必要)。
5. 日本病院薬剤師会が認定する研修施設(以下「研修施設」という。)において、「模擬妊婦・模擬授乳婦とのロールプレイ」を含めたカウンセリング技術等や、情報評価スキルの確認トレーニング等の実技研修を履修していること、または研修施設において引き続き3年以上、妊婦・授乳婦の薬剤指導に従事していること(所属長の証明が必要)。
6. 日本病院薬剤師会が認定する妊婦・授乳婦領域の講習会を所定の単位(20時間、10単位)以上履修していること。
7. 妊婦・授乳婦の薬剤指導実績が30症例以上(複数の疾患)を満たしていること。
8. 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
9. 日本病院薬剤師会が行う妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師認定試験に合格していること。
附則
1)妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師認定申請資格は平成20年4月1日より施行する。
別添
妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師認定申請資格に関する事項
1.「別に定める学会」とは、以下の通りである。
* 日本医療薬学会
* 日本薬学会
* 日本臨床薬理学会
* 日本産婦人科学会
* 日本小児科学会
* 日本先天異常学会
2.「日病薬が承認した認定薬剤師」とは、以下の通りである。
* 日本臨床薬理学会認定薬剤師
3.「妊婦・授乳婦の薬剤指導」とは、妊婦・授乳婦を対象とした薬剤管理指導のうち、
妊婦・授乳婦に対する薬物療法の胎児毒性・乳児毒性に関する評価・カウンセリング、
妊娠と薬情報センター(国が成育医療センターに設置したもの)
利用による妊婦・授乳婦カウンセリング等である。
4.「日本病院薬剤師会が認定する妊婦・授乳婦領域の講習会」とは、以下の団体が主催する講習会である。
* 妊娠と薬情報センター(国が成育医療センターに設置したもの)
* 日本医療薬学会
* 日本薬学会
* 日本臨床薬理学会
* 日本産婦人科学会
* 日本小児科学会
* 日本先天異常学会
◆妊婦・授乳婦専門薬剤師認定申請資格 平成20年2月2日
以下の全てを満たす者は認定を申請することができる。
1. 申請時において妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師であり、かつ、日本産婦人科学会、日本小児科学会、日本先天異常学会のいずれかの会員であること。
2. 日本医療薬学会、日本薬学会、日本薬剤師会学術大会、上記妊婦・授乳婦領域の学会、関連する国際学会、全国レベルの学会あるいは日本病院薬剤師会ブロック学術大会において、妊婦・授乳婦領域に関する学会発表が3回以上(うち、少なくとも1回は発表者)、複数査読制のある国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に妊婦・授乳婦領域の学術論文が2編以上(うち、少なくとも1編は筆頭著者)の全てを満たしていること。
3. 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
4. 日本病院薬剤師会が行う妊婦・授乳婦専門薬剤師認定試験に合格していること。
なお、平成20年度については、別に定める「過渡的措置による妊婦・授乳婦専門薬剤師認定申請資格」により、日本病院薬剤師会が審査し妊婦・授乳婦専門薬剤師として委嘱する過渡的措置をとることとする。
試験による認定は平成21年度から開始する。
◆過渡的措置による妊婦・授乳婦専門薬剤師認定申請資格
1. 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。
2. 薬剤師としての実務経験を5年以上有し、日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であり、かつ、日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会のいずれかの会員であり、かつ、日本産婦人科学会、日本小児科学会、日本先天異常学会のいずれかの会員であること。
3. 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること。
4. 申請時において、病院または診療所に勤務し、妊婦・授乳婦の薬剤指導に引き続いて3年以上直接従事していること(所属長の証明が必要)。
5. 日本医療薬学会、日本薬学会、日本薬剤師会学術大会、上記妊婦・授乳婦領域の学会、関連する国際学会、全国レベルの学会あるいは日本病院薬剤師会ブロック学術大会において、妊婦・授乳婦領域に関する学会発表が3回以上(発表者であること)、複数査読制のある国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に妊婦・授乳婦領域の学術論文が3編以上(2編は筆頭著者であること)の全てを満たしていること。
6. 妊婦・授乳婦の薬剤指導実績が50症例以上(複数の疾患)を満たしていること。
7. 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
別添
1. 「妊婦・授乳婦の薬剤指導」とは、妊婦・授乳婦を対象とした薬剤管理指導のうち、妊婦・授乳婦に対する薬物療法の胎児毒性・乳児毒性に関する評価・カウンセリング、妊娠と薬情報センター(国が成育医療センターに設置したもの)利用による妊婦・授乳婦カウンセリング等である。
一般用医薬品は、一般大衆がセルフメディケーションとして使用するものなので、承認審査に当たっては、原則として次のことが要件となる。
- 薬理作用が緩和であり副作用の発生頻度が少ないこと
- 習慣性,依存性が生じないこと
- 適応は軽微な疾病の治療または予防、健康の維持などの範囲で、一般大衆が判断できる症状が主体であること。
- 用法、剤形等は一般の人が理解しやすく誤用の危険性が少ないこと。
●福岡県薬剤師会 薬事情報センター:スイッチOTC薬とは?
http://www.fpa.or.jp/fpa/htm/infomation/QandA/qa01/qa01_10.htm
プレアボイドとは
日本病院薬剤師会では、薬剤師が薬物療法に直接関与し、薬学的患者ケアを実践して患者の不利益(副作用、相互作用、治療効果不十分など)を回避あるいは軽減した事例を“プレアボイド”と称して報告を収集しており、年間数千件の報告が集積されている。
医薬品の供給と調剤という薬剤師の使命のうち、調剤の概念は処方監査と医薬品を調整に留まらず服薬指導へと拡大し、さらに医薬品の適正使用推進と医薬品を使用した患者の安全管理(副作用・相互作用回避)へと発展してきている。
●日本薬学会:プレアボイドとは
http://www.pharm.or.jp/hot-news/topi_main0502-2.html
プレアボイドは何の略称ですか? 日本語名はありますか。
答 「Be PREpared to AVOID the adverse drug reactions」の略称として発足しました。報道で使われる「ライフライン」と同様、本来の英語表現ではありません。2002年に仏国ニースで開催されたFIPでは、“preavoid movement”の表現で米国、英国の薬剤師の皆さんともディスカッションされました。
病院薬剤師にとって、薬物療法の安全管理職能が一言でわかる「合い言葉(略称)」として創った造語で、それに相当する日本語名はありません。
●日本病院薬剤師会:プレアボイドQ&A集
http://www.jshp.or.jp/preavoid/QA/index.html
Objective Structured Clinical Examination(客観的臨床能力試験)
従来の薬学教育4年制における実務実習は見学型の実習であり、調剤などを指導薬剤師のもとで見学していたのが実情です。実地能力を高めることを目的とした薬学教育6年制においては、5年次以降に病院薬局および薬局で参加型の長期実務実習を受けなければなりません。そこでは調剤や患者接遇における技術・態度について体験を通して学びます。
薬剤師の資格がない学生が参加型の実習を受けるためには、事前実務実習の段階で調剤や患者接遇に関する基本を学ぶ必要があります。そして、実務実習を受ける前に、調剤や患者接遇に関する技術や態度ならびに知識が修得できているかを判定します。技術や態度を判定するには、ペーパー試験では判断できません。そのために、与えられた課題に対する実技を、予め定められた観点から各行為の確実性をワンステップずつ判断して行くものです。この実技試験がOSCEと呼ばれるものです。
例えを挙げるならば、自動車教習所で第2段階に上がるため、実技試験と学科試験を受けて仮免許を与えられるか否かを判定されることと同じでしょうか。OSCEは実技試験、CBTは学科試験に相当すると言い換えても良いかもしれません。
●就実大学 病院薬剤実習センター:OSCEとは
http://www.shujitsu.ac.jp/web/department/pharm/faculty/OSCE.html