2.混入の原因
「コニール錠4」の回収対象ロットの製造時期には、併行して製造ライン移転に伴う特別な作業として、「アレロック錠5」の全錠剤(約300 万錠)を目視で検査しておりました。この目視検査の過程で、プラスチック製の取手付きビーカーなどの器具を用いて、錠剤を保管容器から検査台に運びました。調査の結果、原因は、この器具の洗浄・確認が十分ではなく、そのため、この器具に「アレロック錠5」が付着し、PTP 包装前に錠剤の検査をしていた「コニール錠4」に混入し、そのままPTP 包装されたものと推測いたしました。
また、PTP 包装時に、機械(専用のカメラ検査機械)にて全てのPTP 包装の検査を行っております。この検査では、欠け錠などを排除できますが、色調を区別する条件設定が十分ではなく、「コニール錠4」に「アレロック錠5」が混入した場合に、確実には排除できなかったと推測しました。
●協和発酵:コニール錠4「自主回収の概要」
http://www.kyowa.co.jp/announce/2007/585.pdf
これまでの同社の調べでは、「アレロック錠5」を静岡の富士工場から山口の宇部工場に移管することに伴うバリデーション後、機器の洗浄が不十分でアレロック錠が付着したまま、コニールの製造ラインを動かし、コニールの包装に混入したと推測される。不良品を排除する検査で、錠剤の色を判別する条件設定が十分でなかったことも影響したとみられるという。
●薬事日報:【協和発酵】「コニール錠4」を自主回収
http://www.yakuji.co.jp/entry4373.html
「コニール錠4」と「アレロック錠5」は色合いが異なります。お手持ちの「コニール錠4」のPTP 包装を今一度ご確認の上、万一、色合いの異なる錠剤が認められた場合には、お薬を交付された調剤薬局や病医院へ速やかにご連絡下さいますようお願い申し上げます。
●協和発酵:「コニール錠4」を服用されている患者様へ
http://www.kyowa.co.jp/announce/2007/586.pdf
医薬品お問合せ専用フリーダイヤル:0120−850−150
9/15(土)9:00〜21:00、9/16(日)、9/17(月・祝)9:00〜18:00
●協和発酵
医薬品回収の概要
(クラスII)
一般名及び販売名
一般名:ベニジピン塩酸塩
販売名:コニール錠4
回収理由
弊社製造販売の「コニール錠4」のPTP包装品、ロット156AFLおよび162AGBにおいて、「アレロック錠5」が混入していることが発見されました。同様の混入の可能性が否定できないので、混入が発見されたロットと同時期に製造した「コニール錠4」を市場から回収することといたしました。
危惧される具体的な健康被害
「アレロック錠5」はアレルギー性疾患治療剤であり、「コニール錠4」と誤認して服用しても、主薬効に起因する重篤な健康被害は想定されませんが、「アレロック錠5」の副作用が起こる可能性があります。主な副作用は眠気(7.0%)です。
錠剤の色は「コニール錠4」が黄色、「アレロック錠5」が淡黄赤色であり、色調が異なりますので、誤飲服用の可能性は低いと考えられます。
なお、これまでに本件に関する健康被害の報告は受けておりません。
回収開始年月日
平成19年9月10日
(医薬品医療機器情報提供ホームページ:医薬品等の回収に関する情報より抜粋)
http://www.info.pmda.go.jp/kaisyuu/kaisyuu2007-2-2731.html
ジプレキサ錠5mgの1錠に虫様の異物が付着していたとの連絡を医療機関(調剤薬局)より受けました。当該異物を確認したところ、体長1mm弱の双翅目ノミバエ科の一種の成虫が錠剤の表面に付着した状態で存在していたことが判明しました。
http://www.info.pmda.go.jp/kaisyuu/kaisyuu2007-2-2732.html