放射線科治療医の35歳の作者の闘病記かと思いきや、闘病記は少々で、勤務医の辛さが綴られている本です。
入院患者さんを受け持つ、しかも重病の患者さんを複数人ともなると、帰宅時間も遅いことに加えて連夜の呼び出しに鬱状態になりかけたとのことが書かれてありました。
ずっと病院からの呼び出しがあるかもわからない状態というのは、相当のプレシャーです。
携帯電話の着信音を好きな音楽にしたけど、じゃんじゃんと病院からの呼び出しが重なって、その着信音が嫌いになったとも書かれてありました。
世間的に、医師になればお金がいっぱい稼ぐことができるというようなイメージがあると思いますが、勤務医に関してはその労働時間と責任とを考えると決していっぱいもらっているわけではないのが現状のようです。
医療の現場では、そんな無理無理な勤務体系の医師が医療を支えているとも言えます。
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