医療従事者向けに情報提供します。
米国においてパーキンソン病の治療薬ペルマックス(ペルゴリド)が、心臓弁膜症のリスクを考慮して製薬会社が自主的に販売を中止する方向で協議が行われているようです。
●FDA Public Health Advisory Pergolide (marketed as Permax)
http://www.fda.gov/cder/drug/advisory/pergolide.htm
(FDAの発表が2007年3月29日だったそうですが、全然知りませんでした)
日本イーライリリーのコメントは
https://www.lillyanswers.jp/data/static/pdf/permax_info_20070330_1.pdf
(
日本イーライリリーのサイトより医療関係者ページより入ることができます)
それによりますと、心臓弁膜症のリスクがあるというNEJMの2報はそれぞれ2,800μg/日、3,000μg/日の投与量だったけど、日本国内の常用量は750-1,250μg/日と少ないとのこと。その投与量で心臓弁膜症のリスクはどの程度でしょう?
現在日本国内では添付文書の改訂が行われる予定となっており、その後の対応は当局と協議中であるとのことです。
ペルマックスで、副作用がなくパーキンソン病の症状がコントロールされている患者さんは相当数いると思われますので、いきなり販売中止になるということはまず考えられません。
製薬会社と当局の適切な対応を待ちたいと思います。