ひょっとしたらCRCさんもみているかもしれないとの思いから書きます。
治験について患者さんから、「結局治験っていうのは人体実験なんですよね」と言われたらどうしますか。
その質問、治験自体の核心をついてます。
「治験って人体実験か違うか」という選択枝を突き付けられたとき、「治験は人体実験です」と言わざるを得ません。
それでも人体実験というイメージが悪すぎます。
人体実験と言ってしまうと、きっとみなさんのイメージではヒットラーのアウシュビッツでの大量虐殺のような印象を受けるかもわかりません。
もしくは嫌がる患者さんに無理矢理薬を投与するような感じがしてしまうかも・・・
人体実験と言ってしまえば人体実験と言わざるを得ませんけど、現在の治験では人道的に患者さんの不利益になるようなことはなるべく少なくするような工夫がされています。
十分な時間をかけてご説明しますし、一度参加を決められてもいろいろな事情から途中でやめることはいっこうに構いません。
それでも新薬を待っている患者さんのための人体実験で、そのことを納得してくれる方にご協力頂いているというのが現状です。