タミフル:転落死、厚労省が徹底調査へ
インフルエンザ治療薬の「タミフル」(一般名オセルタミビル)を服用後に中学生が先月、相次いでマンションから転落死した問題で、厚生労働省は1日、徹底調査する方針を明らかにした。
定例会見で辻哲夫事務次官は「転落死が立て続けに起き驚いている」とした。現在、同省研究班が実施中の調査では、対象を約1万人(前回は約2800人)に広げ、異常行動などを時間帯ごとに細かく分析できるようにしており、タミフルと異常行動との因果関係を調べていく予定。
同省はインフルエンザにかかった未成年者が異常行動を取るおそれがあるとして、タミフル服用の有無にかかわらず、発症後少なくとも2日間は保護者が付き添うよう注意喚起している。また、伊吹文明文部科学相も1日の衆院予算委員会で、インフルエンザにかかった児童・生徒が自宅療養する場合、保護者に注意を促すよう、都道府県教育委員会などに通知したことを明らかにした。
毎日新聞 2007年3月1日
万が一の事故を防止するための予防的な対応として、特に小児・未成年者については、インフルエンザと診断され治療が開始された後は、タミフルの処方の有無を問わず、異常行動発現のおそれがあることから、自宅において療養を行う場合、
(1) 異常行動の発現のおそれについて説明すること
(2) 少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮すること
が適切であると考えられます。
●厚生労働省:インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ
(インフルエンザ治療開始後の注意事項についてのお願い)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/02/h0228-3.html