警官の暴力 ネットで告発
【シリコンバレー=時事】米連邦捜査局(FBI)は十日までに、ロサンゼルス市警の警官が逮捕時に被疑者へ過剰な暴力を振るった恐れがあるとして、調査に乗り出した。問題発覚のきっかけは、動画投稿サイト「ユーチューブ」に流された逮捕時の映像。人気サイトが、権力の不正行為を市民が告発できる新手段として力を帯びてきた。
米FBIが調査開始
二十秒弱の映像には、警官二人が男性を押さえ付けた後、片方の警官が顔を執拗(しつよう)に殴り続け、男性が「息ができない」と叫ぶ姿が生々しく写されている。男性には、窃盗容疑で逮捕状が出ていた。
男性家族はまず、住民が偶然撮影したこの映像を地裁に提出したが、「(警官の行為は正当と)納得できる」と退けられた。
そこで、相談を受けた市民団体は映像をユーチューブ投稿の形で告発。ユーチューブは動画閲覧が一日一億回以上の人気サイトだけに影響力が強い。この映像は知れ渡り、FBIを動かす発端になった。
ユーチューブで「警官、残虐行為」と調べると数百本の映像が見つかり、不正を監視、告発する手段として活用されているのが分かる。ユーチューブは広告媒体として注目され、グーグルが十月に約二千億円で買収した。
中日新聞 2006年11月12日 日曜日
YouTubeの新しい可能性が見えてきます。
動画の投稿は著作権や肖像権の問題がありますが、このように悪事を民意に訴えて告発していくのはネットのいい方向ではないでしょうか。
とかくネットの世界はなんでもありと言われています。
みんなでうまく使って、ネット社会だけではなく実社会もいい世界にしたいものです。
いまのところ、記事に書かれてある該当ビデオはここで見られます。
●YouTube:Police Brutality 1
http://www.youtube.com/watch?v=dKEv2gvIO5o