血液がんの一種である「多発性骨髄腫」の治療薬として、厚生労働省が優先的に治験審査を受けられる「希少疾病医薬品」に指定したサリドマイドについて、藤本製薬(大阪府)は8日、医薬品医療機器総合機構に対して製造販売の承認申請をしたと発表した。同社では安全管理システムを確立した上で1年以内に承認を得たいとしている。
藤本製薬では昨年7月から治験を開始、22施設38人の患者に投与した結果、35%でがん細胞が減り、治療効果があったことを示すデータが得られたという。一方で、投与後に虚血性心疾患になった例(投与中止後に回復)や、胃に穴が開いた例(投与を中止して1週間後に発症し、後に死亡)など、重い副作用の疑いも2例あった。
毎日新聞 2006年8月8日
ようやく、というかやっとという感じです。
ポイントとしては、安全管理のシステムをいかに確立させるかということです。
現状では、「多発性骨髄腫に対するサリドマイドの適正使用ガイドライン」がありますが、ガイドラインだけでは心許ないですから。
●2005/7/20「サリドマイド:多発性骨髄腫治験へ 大阪の製薬会社」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/224.html
●厚生労働省「多発性骨髄腫に対するサリドマイドの適正使用ガイドライン」の概要
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/12/h1210-2.html