中央社会保険医療協議会は24日、禁煙治療のはり薬「ニコチンパッチ」を保険適用にすることを決めた。医師の禁煙診察・指導に伴って処方される場合に限り、6月1日から適用される。
保険適用となったニコチンパッチは、ノバルティスファーマ社の「ニコチネルTTS」。比較的重症の人が体にはってニコチンを摂取し、禁煙後の症状を和らげるもので、禁煙を始めた当初から始めて徐々に弱い薬に交換していき、計8週間かけるのが標準的なケース。費用は計2万円ほどだが、保険適用でサラリーマンなら自己負担は3割の6000円で済むようになる。
ただ、保険適用の決定にあたっては、複数の委員から「本人が(禁煙前まで)払っていたたばこ代かそれ以下の金額のものを保険でみる必要があるのか。違和感がある」などの異論が出され、2年後の診療報酬改定までに効果を検証する条件で認めることになった。
asahi.com2006年05月24日
昨日に引き続き、ニコチンパッチの話題を・・・
ニコチンパッチの薬価が決まりました。
ニコチネルTTS10 355.8円/枚
ニコチネルTTS20 374.3円/枚
ニコチネルTTS30 401.8円/枚
標準的な治療としては、
禁煙開始日から4週間 1日1枚ニコチネルTTS 30
そのあと2週間 1日1枚ニコチネルTTS 20
そのあと2週間 1日1枚ニコチネルTTS 10
合計すると全部で約2万円。
これが3割負担となると約6000円ですむようになるというのは、大きいですよね。
記事中にもありますが、確かに禁煙治療自体、保険適用にすることに違和感があります。
2年後に効果の検証をするとのことですが、具体的には肺がんの発症率でも指標にするのでしょうか。
ちなみに、ニコチネルTTSのサイト
http://www.nicotinell.jp/index.html
では、いまのところ
お知らせ
ニコチンパッチ製剤であるニコチネルTTSは、現在保険適応されておりませんが、保険適応に向けて厚生労働省と協議・検討中です。
というおしらせが表示されています。
【追加情報】
ニコチネルTTSが保険適用となるのは、処方せん発行医療機関が、「ニコチン依存症管理料」の施設基準を満たしているときのみです。
条件をいないと、従来通りニコチネルTTSは自費扱いになります。
ニコチン依存症管理料については
こちらに書きました。
(2006年05月27日 追加)