タキソール(一般名:パクリタキセル)は、卵巣癌、乳癌、非小細胞肺癌、胃癌に使われる抗がん剤です。
タキソールには、添加物として無水エタノールを含有しています。
成人用量のタキソール315mg中には、アルコールが26ml含まれており、これはビール500mlに相当するとのことです。
アルコールに弱い人は、タキソールの投与が難しいです。
実際に、点滴終了後、ふらふらで動けなくなり、寝込んでしまう方もいらっしゃいます。
タキソールは、薬が液体になっていてバイアルに入っていますので、アルコールだけ抜くわけにもいきません。
一方、よく似た名前のタキソテール(一般名:ドセタキセル)は、薬がバイアルのなかで粘稠性のある液で、それを添付のエタノール溶液で溶解してつかいます。
ですから、お酒の弱い人には、エタノールで溶かすのではなくて、生理食塩液または5%ブドウ糖液で溶解することにより、十分に投与可能です。