第17回テアトロ新人戯曲賞受賞作「アメリカ」
アトリエ劇研提携公演 2006年9月9日(土)10日(日)
今年2月に大阪で初演、第17回テアトロ新人戯曲賞を受賞した問題作の再演。
日本人留学生とセフレとイエローキャブと汗かき韓国人が繰り広げる、民族と宗教と黒人と天皇とサザエさんとNANAをめぐる不毛と徒労の一幕劇。
初演で使われた米国旗がモチーフのセット、音楽などを極力排し、演技と演出だけで勝負を挑む無謀な90分。
この公演が失敗したら、二度とマツモト作品の上演はないかもしれない…。
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出演 パク 後藤篤哉
トシノブ 山根基嗣
エイサク 岩名しゅん
サヤカ 新井香恵
ヒカル 弓井茉那
脚本・演出 松本邦雄
企画・製作 チームアメリカ/オフィス蛤御門/松本ファンド
協力 camp.06
日時 2006年9月9日(土)14:00 19:00
10日(日)16:00
場所 アトリエ劇研
チケット 前売り2500円 当日2800円
学生1000円 高校生800円
日時指定自由席
R−15指定(中学生以下鑑賞不可)
ご予約・お問い合わせ
アトリエ劇研 tel fax:075-791-1966
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【ストーリー】
ニューヨークに語学留学中のエイサクとトシノブは、アパートの一室で日本人だけのセックスライフを楽しんでいた。今日はセフレのサヤカが観光客のヒカルをつれてきて、新鮮なセックスが楽しめそうな予感…。
ところが、そこへ韓国人のパクが手違いで訪問してくる。たちまち空気は一変し、きな臭い展開に…。生真面目なパクと自由勝手な日本人留学生たちの間で交わされる不毛な議論、宗教をめぐる対立。そして、ヒカルの渡米の目的が明らかになり、事態は収拾不可能な混乱状態へと到達する…。
【テアトロ新人戯曲賞選評より】
ほとんど言葉になっていない、息だけのような台詞が叩きつけるような怒りを感じさせて、ニューヨークに留学していると称する日本の若者たちの生き方を否定するように見せて、実は作者が自分自身を叩きつけている、その姿勢がいいと思う。 (劇作家 小松幹夫)
面と向かって言わない「日韓」のタブーを俎上に載せ、はたまたアメリカに留学しながら現地の人とは接触せず、日本人同士でたむっている若者たちを皮肉たっぷりに描いているところなど、ほとんど平田オリザへの返歌のようなもの。 (評論家 村井健)
「アメリカ」は二つの点で衝撃的だった。一つは国とは何かを考えさせる点。もう一つは差別とは何かを考えさせる点である。二つとも人間にとっては大事な問題だが、とりわけて今日の日本の荒廃を思う時に考えなければならないだろう。 (評論家 渡辺保)
