なんやかんやと、辛口トークを続けてまいりましたが。
ここまでの内容は1/3は「ネタ」であり、1/3は「事実」であり、1/3は、この場末のサイトをご覧頂いている方々に意見を投げかける「問いかけ」であります。
この20年、自転車は、もといスポーツサイクルは、目覚しい発達を遂げたと言いますが、ユーザーのスポーツサイクルに対する認知は広がったのでしょうか?
スポーツサイクルのユーザー層は目覚しい拡大を遂げたのでしょうか?
答えはNOだと思います。
この20年、国内の自転車メーカーはキレイに無くなり、市場には安売り自転車があふれ、街には駅から学校にいたるまで、どこにでも、安易な自転車泥棒がはびこる、自転車にとっては、これ以上無い、クソッタレな状況だと思います。
自転車と言えば、ホームセンターで買うもの
自転車と言えば、1万円以下で安価に買うもの
自転車と言えば、すぐ盗まれ、また安物を買って済ませばいい
そんな考えが、今の日本の自転車ユーザーの大部分の考えです。
すさんでいますねぇ…
日本では、なぜかママチャリ、シティサイクルといった、重くて、スピードも出ない、自転車本来の魅力を捨て去ったタイプが主流になり、その対極にある、スポーツサイクルは、物好きな、マニアが楽しむだけの、偏狭な乗り物になっています。
これって、本当にもったいない事ですねぇ…
まともなスポーツサイクルに乗った事がある人間なら、誰もがそう、もう、あんな重くて走らない、「ママチャリ」や「シティサイクル」には、乗りたくない…
そう思うことでしょう。
しかし、スポーツサイクルに乗るには、その障壁が高すぎました。
自転車価格が実質1万円を切るこの時代、10万円以上を払って、スポーツサイクルに乗るのは、一部の物好きだけです。
自転車に関する雑誌や、ネット上の情報は数多あれど、そのいずれもが、新しいサイクリストを求めるような口ぶりで、その実、一般にスポーツサイクルが浸透するのを拒み続けてきたような気がしています。
自転車ツーキニストとして著名な
疋田氏が、著書の中で、「サイクリストは、知的レベルの高い人間が多い」という考察をしていました。
僕はこの意見に、一部、賛成で、実際、スポーツサイクルに乗る、サイクリストの知的レベルとは、かなり高い傾向にあるのではないか?と思っています。
ただ、僕自身の考察としては、高い知的レベルとともに、「高い選民意識も持っている」のが、スポーツサイクルに乗る、サイクリスト達では無いかとも、考えています。
自分達が乗る自転車のグレードに、ことさらこだわり、スポーツサイクルと一般の街乗り自転車(ママチャリ等)を、まったく別物として考える思考。
また、安物自転車(特にルック車と呼ばれる車種)に対する、過剰な拒否反応といい、「俺達は違うんだ!」という事を、ことさら強くアピールしてきたのが、スポーツサイクルのサイクリスト達だと思うのです。
そう考えると、3チャリというジャンルのスポーツサイクルが埋もれ続け、話題にものぼらなかった、これまでの現状にも、なんとなく納得がいきますね。
3チャリはどう考えても、マニアウケする車体ではありませんからね。
しかし、自転車の製造技術、パーツの精度、流通システムが発達した今、とても安い値段で、ひと昔前の、上位クラスと、同等性能のスポーツサイクルを手に入れる事ができます。
それが3チャリクラスのスポーツサイクルなんです。
こんなコト言うと、また、選民意識の高いサイクリスト達が、「そんなのスポーツサイクルじゃねぇ!」とか言いたがるんでしょうが…
残念でした!黙りませんよーだ!
こんなコト、しゃーしゃーと言えるのは、モノを知らない素人だからこそなのかも知れません。
でも、素人だからこそ、言わせてもらいます。
「おまえらだけで、こんな面白い乗り物、独り占めしてんじゃねえ!」
「俺達にも乗らせろよ!楽しませろよ!」
と。
世に認知されない、3チャリを取り上げるサイトが、数多ある自転車サイトの中に、1つくらいあったっていいじゃないですか。
こんなに手軽で、楽しくって、使える道具を、大声でこれはいいもんだー!って言ったっていいじゃないですか。
スポーツサイクルに興味を持ったなら、まず手軽な3チャリに乗ってみよう!
そして、楽しい自転車生活を満喫しちゃおう!!
それが当サイトの趣旨です。
いつか3チャリ自転車に乗っていて、レースに興味を持ったり、100キロ、200キロを走るようなサイクリングに挑戦したくなった時。
3チャリ以上のモノが必要になったその時。
その時にこそ、本当に良い自転車、10万円するような自転車の購入を考えれば良いじゃないですか。
そう思います。
僕は、こんな面白い、乗り物である、「スポーツサイクル」っていうモノが、どんどん広がれば良いな!って思っています。
スポーツサイクルのユーザー層の底上げが進み、いつしか、自転車道を含めた、街作り、道路開発、法整備ができるようになったとき、本当に、自転車が乗り物としての市民権を得るのだと思います。
その時こそ、本当に「エコロジー」に繋がる、生活の道具として、スポーツサイクルが活かされるのだと思います。
僕は、身の丈を超えて、そんな自転車社会の理想像を夢に描いています。

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